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毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現
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121   I have no head for heights. (私は高所恐怖症なんです。)

大西洋の真中辺りにナポレオンの流刑の地として有名なセント・ヘレナ島という島があります。 この島には『ヤコブのはしご(Jacob's ladder』という高さ180メートルの丘に, どえらい勾配(最も急勾配なところで45度)の, 長さ277メートルの階段が作られています。 (写真はここをクリック。 上から2番目と3番目。) ジモッティの少年たちはこの階段の手すりをすべって遊ぶらしいのですが,(その写真はここをクリック。 真中あたりの写真がそれ。) これらを見るたびに私は手に汗が出てきます。 
ところで高所恐怖症を専門的に言うと acrophobia といいますが, -phobia というのは『〜恐怖症』を表す接尾辞です。  世の中には ○○恐怖症がたくさんあって, 中にはそれ専門のリストを作っている人のホームページもあります。 (私は広いところが超苦手な広場恐怖症 agrophobia でもあります。)

例: Why din't I use the overbridge?  Because I have no head for heights.  I'm serious, officer.  なぜ私は横断歩道橋を渡らなかったかですって。  なぜなら高所恐怖症だからですよ。 マジです, おまわりさん。


122   I laughed my head off. (大笑いした)

「頭がぶっ飛ぶほど笑った」という誇張表現。 もちろん主語は「私」でなくてもかまいません。 
「頭がぶっ飛ぶほど」を使う表現に scream one's head off  や shout one's head off (声を限りに叫ぶ)があります。 だいたいが驚いたときに叫ぶ場面で使うようですが, 中にはヒステリックに金切り声を上げるという感じでも使えるようです。 その例が店などの接客等への文句を投書するサイトのオープニングにあります。 (このオープニングは let one's hair down(リラックスする)  cock one's snook at( 〜に対してバカにした態度を取る) be ripped off  (金をぼられる)など口語表現の目白押しです。)
なお blow/shoot someone's head off とすると(ピストルなどで頭を撃って殺す)という, いかにも銃社会の表現になります。

例: I laugh my head off whenever I see Mr.Beans.  私はミスター・ビーンズを見るたびに大笑いする。




123     How can you 〜? (よくそんなことができますね)

「よくそんなことができますね」という日本語は (1) 相手の行為に驚く場合と(2)相手の行為を非難する場合の二つの状況で使います。 How can you 〜?もこの点では同じなので使いやすい口語表現ではないでしょうか。 can の代りに could になることもありますが, この場合は仮定法過去なので, 現在形と同じ意味になります。 「よくそんなことができましたね」という風に過去のことに驚いたり非難したりする場合は, How could you have +過去分詞? になります。

例1: How can you type so fast?  よくそんなに速くタイピングができますね。
例2: How could you speak to me like that?  よくそんな口が私に対してきけますね。
例3: How could you have written such a rude word on the bulletin board? よくあんな無礼な言葉を掲示板に書けましたね。




124    How's that again? (何だって。そんなばかな。 もう一度言ってくれないか)

 Pardon? や Come again? と同じく「もう一度言ってください」という意味ですが, 驚きの気持ちが加わることが多いらしく, Web上では, 現実に起きたおかしな話を集めたサイトのタイトルでよく使われています。 例えばあるサイトに出ていた With a Little Help of Our Friends (ビートルスの歌 With a  Little Help of My Friends のもじりで「友達の手助けで」という意味)というタイトルの実話はこんな具合です。
Police in Oakland, CA, spent two hours attempting to subdue a gunman who had barricaded himself inside his home. After firing ten tear gas canisters into the house, officers discovered that the man was standing beside them in the police line, shouting, "Please come out and give yourself up."
(カリフォルニア州オクラホマの警察は, 銃を持って自宅に閉じこもった男を鎮めようと2時間ねばった。 10発催涙弾を家に向けて発射したあと警察官が発見したのは, 「出てきて自首してください」と叫んで警察官に列の脇に立っているその男だった。)

例: "I've decided to undergo a sex-change operation." "How's that again?"  「俺,性転換手術受けようと思うんだ。」「何だって?!」


125     How's that? (これならどうですか。 どう思いますか。;これで満足ですか; もう一度言ってください。)

前回の How's that again? と同じく Pardon? (もう一度言ってください)の意味もありますが, 相手に満足かどうか, どういう意見・感想なのかを尋ねるときにも使えます。 これをより知られた表現で表すなら How do you like it?  となるでしょう。 

例: "The picture on the wall looks slightly slanting to the left." "How's that?" "Fine.  It's perfect."  「壁の写真はちょっと左に傾いているみたいだ。」「これならどう?」「OK.。 完璧。」




126     How's that for 〜? (〜はどうですか, ;すごく〜じゃないか)

一般的に知られている表現なら How about 〜? となります。 事実, google で検索すると How about 〜? は約172万ヒットするのに, How's that for 〜? は約7万。 さらに How is that for 〜?を調べると 7,840。 How is it for 〜? が2,050 。   How's it for 〜? に至っては 50しかヒットしません。 How about を使えば事足りるようですが, ただ, How about 〜? と違い, How's that for 〜? や How is it for 〜? は代名詞 that や it がある分, この前に何かしら話題になっているものがあって, そのことに関してさらに特定化して「それで満足か」尋ねる感じが出て来るようです。 


また形容詞などがつづき感嘆文のように「すごく〜じゃないか」という意味にもなります。


例1: You said you'd bought XP.  How's that for stability?  It freezes as often as Windows98?  XPを買ったそうだけど, それって安定性はどう? 98みたいによく固まっちゃうの?
例2: (to a customer who is trying shoes on) How's that for color?  This type of shoes comes in four colors.  (クツを試しに履いている客に対して) 色はどうですか。 このタイプのクツは四色揃えています。
例3:"How about going to Hakone this weekend?  I feel like breathing fresh country air.  How's that for you?"" Good.  That's what I want to do."  「この週末は箱根に行くのはどう。 ボクは新鮮な田舎の空気を吸いたい気がするけど, 君にはこの考えはどうかな?」「いいですね。 私もそうしたいです。」 
比較 "How about going to Hakone this weekend?  I feel like breathing fresh country air.  How about you?"" Well, I want to go shopping."  「この週末は箱根に行くのはどう。 ボクは新鮮な田舎の空気を吸いたい気がするけど, 君はどういう考えがあるの?」「そうですね, 私は買い物に行きたいです。」 (こちらは箱根に行くことが満足かどうか聞いているのではないことに注意。 これを How about that ? とすれば例3と同じ意味になります。)




127    How do you like them apples? (どうだ,参ったか。 すげーだろ?)

標準的な言い方なら How do you like that? でこのコーナの最初に取り上げた How about that? と同じく, 自分や他の者が成し遂げた偉業への賞賛を, 聞いている相手に促す感嘆詞表現。
them apples  の them は非標準的な(非文法的な)いい方で those の意味。 つまり直訳すると「あれらのりんごをどう思う?」ということですがリンコ自体に意味はなく, potatoes (じゃがいも)になることもあるようです。 
この表現は1920年〜40年代ころ使われた古い俗語ですが, 現代に生き返ったのは, 1つはコンピュータの Apple との兼ね合い。 マイクロソフトへのあてつけとしてこの表現を使うのは想像がつきます。
もう1つは1997年のマット・ディモン主演の映画『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち (Good Will Hunting』の中で使われたため。
たまたまウィルと紳士気取りの男が同じ女のコに目をやっていたときに, ウィルがガラス窓を叩いて注意を引いて言う場面です。 教養のありそうな人間に対し非文法的な表現を言って相手を煙に巻いた所がミソ。     
 

ウィル : Ya like apples? (アンタ, リンゴ好き?)
男:  Yeah. (まあ好きだが。。)
ウィル:  I got her number...how do you like them apples? 
(俺はあのコをどうやって扱えばいいか知っているんだ[あのコの弱点を知っているんだ]。 すげーだろ?)
 


128    How so? (どうしてそう思うのか。 どうしてそうなのか)

「どうしてそうなのか」なら Why so? と言うかといえば, 言いません。 How so? が正解。 
ただし Why so + 形容詞・副詞? の形で(どうしてそんなに〜なのか)はOKです。
      
例: 
    
    
   オブライアン: あなた見かけが変わっているね。
   ガラック: なぜそう思うのですか。
   オブライアン: 仕立て屋の顔していないから。
   ガラック: 私は仕立て屋ではありません。 ともかく今のこの時は。
    (スター・トレックより)



129   I know how you feel. (同情します。 お気持ちはわかります。)

070 I know the feeling. と同じ意味。 こちらは中学3年で勉強する間接疑問文。 「あなたがどのように感じているかわかります」ということで日本語通りなので使いやすい表現でしょう。
誰もがこの精神を持っていれば社会は住みよくなるのでしょうが, 最近は, どう感じるかが多様化したか, または, 今まで考えられなかった感じ方が出てきたか, もしくは, この概念さえない人種が出現しているために, かつては非常識と思われていたことがまかり通るような社会になってしまった気がします。 「正しい」感情の持ち方やその表し方を, パソコンに入力するように, 人にもインプットしなくてはならない, そんな近未来が待ちうけているのかもしれません。




130   As it happens, (たまたま; 折り悪く)
聞き手にとって役立つと思われる情報で,話題に関連性のあることを言い出す時の表現。



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