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毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現
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111   I have half a mind to不定詞  (〜しようかと思っているがはっきり決めたわけではない/不快なことをされたので〜してやってもいいのだが。。)

意味は二つあって, 一つは何かする気はあるがその行動を起こすほど煮えきった状態ではないと言う意味。 もう一つは, 軽い脅しの意味。 これは, 不快なことをした相手に対して, 例えば,「裁判に訴えでもいいんだぞ」とか「鼻っ柱を折ってもいいんだぞ」 みたいな威勢のいいことを言いつつ本当はその気がない, という紳士的というか腰砕けというか。。。 でも平和に暮らして行くにはそういう感じの方がいいような気もします。 なお half の後に不定冠詞 a が来ることに注意しましょう。 つい英語を習いたてのころの I have a 〜 につられて I have a half mind と言ってしまいがちです。
例1: I have half a mind to change my job, but I think it hard in these times. 転職しようと思っているんだけど, この時勢じゃ大変だろうなあ。
例2: I have half a mind to tell him what a jerk he is.   あいつに何てお前はバカなんだって言ってやってもいいんだけどねえ。。
例3: The dictator has half a mind to launch missiles into the countries he dislikes. その独裁者はミサイルをj自分の嫌いな国に向けて発射してもいいと半分脅している。


112   Hang in there.  (困難に負けずにがんばれ。)

hang が「ぶらさがる」なので, イメージとしては大正製薬のリポビタンDのCMにあるような崖にしがみついている人間に「ファイト一発」と声をかけるようなものでしょうか。 そうイメージを持てばこの英語表現は日本人にはわかりやすいでしょう。  ただ日本人が「がんばれ」と使うほど Hang in there の使用頻度は高くないようです。 ちなみに  google で検索すると「がんばれ」は37万, 「がんばる」 が24万。 一方 Hang in there は16万ヒットしました。 なお「がんばれ」の英語訳に Cheer up (元気を出せ) もありますが, こちらは 95万ヒットしました。 蛇足ですが Hang in there も Cheer up も検索するとトップにあったのがともに日本人のサイトだったところに, 日本人の「がんばれ」好きが現れていておもしろいと思いました。 
例: Hang in there.  You will be resuced.    がんばれ, 救助してやるぞ。


113   Heads up.  (危ない。 上から物が落ちてくるぞ。)

英和辞典には単に「気をつけろ;どいた,どいた」となっているのがありますが, 英英辞典を引くと「上から物が落ちてくるときに警告する言葉」と具体的に定義されています。 どっちにせよ, この言葉が聞こえたら身の危険を感じてその場を即,離れた方がいいのに違いはありません。 
「危ない!」なんていう場合によっては生死を分ける言葉は, 海外へ行くなら「こんにちは」「ありがとう」「いくらですか」とともに覚えておかないといけないでしょう。 英語なら Look out. や  Watch out. が緊迫した状況で「危ない」というときの決まり表現です。 他に飛んでくる物を避けるために「頭を引っ込めろ,かがめ」という意味の Duck.  や 「伏せろ」の Lie down. も知っておくべきでしょう。  日本人留学生がピストルで撃たれた事件の元になった言葉 Freeze動くな」も覚えておくべきでしょう。
なお Heads up . は学校英語としては, 書き物をしてい下を向いている生徒たちに向かって「顔を上げて先生に注目」と命令するときの表現でもありますし, エアロビのインストラクターなら「頭を上に向けて」という意味で使われるでしょう。
例: Full of droppings here.  A bird!  Heads up!  (splash)  Seems too late.    ここは鳥の糞だらけだ。 あ,鳥が来た。 頭に気を付けて。 (ポシャ) 遅すぎたみたいだね。 


114   Heads or tails.  (表か裏か)

コインを投げて物事を決めるときの決り文句。  heads が表で tails が裏。 なぜ heads が表なのか。ひょっとしたらコインにはその国の元首の頭が描かれていることが多いのでそう呼ばれるようになり,て頭の反対が尾っぽということで裏が tails になったのかもしれません。 じゃあなぜ複数形なのか。 ひょっとして cards トランプ , hearts ハート  dice  さいころ--単数は die,   billiards ビリヤード のようにゲーム関係の語は複数形にすることが多いからこれもそうなったのかも知れません。 (ああ, 自分で答えられないような疑問を投げかけなければよかった。)
例: "Let's toss for it --- heads or tails?" "Heads!" "Heads it is.  So you can decide which box to open."     「では,コインを投げて決めよう。 表か裏か。」「表。」「そう,表だ。 じゃあ君がどっちの箱を開けるか決めていいよ。」


115   Some hope.  (見込みなし)

Not a hope.  とも言います。 単独で使ったり, of +名詞/動名詞 を伴なったりします。
見込みがないから not a hope なら話はわかりますが, some hope(s) の方は変です。 some は「いくらか」の意味であるのは英語を習いたてのときに学んだこと。 それなら「見込みがない」のではなく「見込みがいくらかある」はず。  たぶん, これは some の意味の一つ「大した, りっぱな,」を反語的に使った用法なのではないかと思います。
例1: "Can you get a job?" "Some hope!  I am fed up with job interviews."    「仕事見つかりそう?」「見込みなし。 面接にはもう飽き飽きだ。」
例2: Some hope of Ryuji's coming.   He said he was busy with his homework. 竜司が来る見込みはないね。 宿題で忙しいって言っていたから。
例1: "Do you think we get a pay raise?" "Not a hope!  You know sales are falling." 「昇給あると思う?」「見込みなし。 売上落ちているじゃないか。」


116   Not if I can help it.  (そんなことする気はない。)

強い否定表現。 例1のように相手の言葉に答えて単独で使ったり, 例2のように否定文の後に挿入語句として使ったりします。 また例3のように if 節があることから「自分ならばそんなことはしない」という気持ちも出ます。
例1: "You wash the car. I wash the dishes." "Not if I can help it."   「あなた車を洗いなさい。 私は皿洗いするから。」「そんなことするもんか。」
例2: I'm not going to let my kids stay at home alone, not if I can help it, because I know what it's like to be lonely. 私は自分の子供を一人で留守番させません, そう, そんなことさせるもんですか。 寂しいというのがどんなだか私は知っているから。
例3: Here is a list of the things we consume every day (not if I can help it) that cause cancer.  ここに私達が毎日食べていて(私なら食べやしないが)ガンの原因になるもののリストがあります。


117   It can't be helped.  (しょうがない。)

政治・社会に不満があっても「しょうがない」ですます日本人に, 「私の国なら暴動物ですよ」と海外から来た人々は驚く, という内容のことはしばしば新聞に書かれます。
『日本家屋が木と紙でできているのは, 地震や台風など自然災害に見まわれ家が崩壊しても復旧がしやすいようにするためである。 日本人の「しょうがない」 も, 自然災害に見まわれてもそれを運命を受けとめ, 淡々と生きて行く日本人の精神風土の現れである』という趣旨の日本人論を以前読んだことがあります。  
ためしに google で「しょうがない」を検索すると45万2千件ヒットする一方,  can't be helped を検索すると2万9千件, can not be helped  を加えても3万件程度しかヒットしません。 これをもって日本語を話す人間は英語圏の人間より「しょうがない」気持ちになることが多い, と断定するのは乱暴ですが, 面白い結果ではあると思います。
私自身も「しょうがない」を連発しますが, ストレスが回避し運命に責任転化できる便利な言葉だからつい使ってしまう感じはします。  「ああ, メルマガ1ヶ月以上出していない。 しょうがないでしょ, ホームページの更新で忙しいんだから。。 (まずい)。」
例: "You are late again." "It can't be helped.  The bus was delayed."   「また遅刻だね。 」「しょうがないでしょ。 バスが遅れたんだから。」




118   So help me, +文 (必ず〜することを約束する)

この後に God が省略されていて, もとは「神に誓って約束します」という法廷での宣誓の言葉。 I promise と言いかえられます。 
多くの場合 I will 〜が続きます。
例: So help me, I will never treat you like I did.    二度と君に今までみたいな扱いをしないことを約束します。



119   Help yourself to 〜 (〜を好きなだけ取ってください)

これはかなり知られている会話表現です。 が, 間違った使い方をしていないか確認のために載せました。  この表現.は「いちいち許可など求めなくても自由に食べ物や景品などを取ってください」という意味です。 したがって, 例えば食卓などで一人一人に盛り付けてある物に対して「どうぞ召し上がってください」の意味で使うとちょっと変になります。 これは一人一人が手を伸ばして食べるようなもの, 日本料理だったらすき焼きとかしゃぶしゃぶの類で使うべきで, すでに一人分に用意されているものに対して使わないほうが無難でしょう。


また食べ物以外のものを自由に選んで使ってくださいという意味でも使えます。 例えばホームページに掲載した無料のゲームなど。
なお,help oneself to 〜は 「許可を求めず自由に取る」という意味から派生して「盗む, 失敬する」の意味になることもあります。
例1: We've prepared sukiyaki for you.   Help yourself to it.    あなたのためにすき焼きを用意しました。 どうぞ好きなだけ召し上がってください。
例2: The boy helped himself to the unlocked bike and left it in front of the arcade.  その少年はカギのかかっていない自転車を盗んでゲーセンの前に放置した。


120   You shouldn't have. (そんなことなさらなくてもよかったのに)

相手が贈り物を差し出したときの決まり表現。  shouldn't have +過去分詞で 「〜すべきでなかったのに」という後悔・非難の意味があるので, これは You shouldn't bought such an expensive present. (そんな高い品を買うべきではなかったのに) とか You shouldn't have prepared it for me. (わざわざ私のために準備なさるべきではなかったのに)といった意味であるのは想像がつくでしょう。  もう一般常識になっているように, 英語圏の人々は, 包んである贈り物をもらうとすぐその場で開けるのが礼儀なので, このセリフのあとに Thank you.  May I open it? (ありがとう。 開けていいですか。)とでも言って贈り主といっしょにプレゼントの中身を見ることになります。 
例: "This is for you.  I hope you like it." "Oh, Masakazu, you shouldn't have...May I open it?" "Sure, go ahead." " ... What's this?" "It's called Magicloth. If you wipe the mirror, the table and all with it, you can get them shining." "..." 「これ君にあげる。 喜んでくれるといいけど。」「まあ,マサカズ, そんなことしなくてもよかったのに。 開けていい?」「もちろん, どうぞ。」「。。何これ?」「マジックロスって言って, これで鏡とかテーブルとか磨くとピカピカになるんだ。」「。。」

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