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毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現
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581  That's the way I like it.  (そういう風にするのが好きだ。)
「それ自分の好きなやり方だ」と言いたいときのフレーズ。  I like it は関係副詞節。 it を取れば関係代名詞節となり「それが私の好きな方法だ」となって文法的にも問題ありません。 しかし決まり表現としては it を添えた形にし, 直訳すると「私がそれが好きである方法がそれだ」というわけのわからない訳になってしまいます。
「そいういう風にするのは好きではない」という否定形, つまり That's not the way I like it. とか That's the way I don't like it.  という形は普通使いません。 また it の代りに他の人称代名詞にして例えば That's the way I like you のようにするのも普通の言い方ではありません。 
例: "How do you like coffee? ""With sugar, but no milk. That's the way I like it." 「コーヒーはどうします?」「砂糖は入れてミルク抜き。 それが私の好きな飲み方なのだ。」



582  the way things are  (今の状況; 状態)
the way things are now のように now を添えることもあります。 過去の状況・状態なら the way things were で未来なら the way things will be という具合に be動詞の時制を変えていきます。 
わざわざこのように節で表さなければ  current/present,  past, future と situation /condition の組み合わせにすればいいのです。 節で表すために
The way things are now is not the way things will be forever 「現在の状況はこれから永久も同じ状況ではない。」 というように冗長になって見た目では一瞬意味が取りづらくなりそうですが, 会話ではふつうの表現です。
ここ数回に渡って登場している That's the way 〜 の形をとって That's the way things are. 「今はそんな状況だ」 としたり,  The way things are now, most people don't seem to be aware that our planet is dying. 「今の状況は, ほとんどの人たちは我々の地球が死にかけていることに気づいていない。」のように, 接続詞を伴なわず, まるで独立した副詞節のように文頭に置いたり, I am happy with the way things are.  「私は今の状況に満足です。」のように名詞節として使ったりします。



583  one way or another  (どうにかして,何とかして;あれこれやって)
これと似ているのが one way and another 。 どちらも「あれこれ」というのは共通していますが, one way or another が「一つの方法か別の方法を使って→どうにかして, あれこれ方法を使って」という意味で one way and another が「一つの局面や別の局面を考えて→あれこれ考え合わせて」の意味。 
ウエッブ上にこの二つを使った1文がありました。
One way and another, people need the arts, and, one way or another, they are healed by them,. あれこれ考えて見ると, 人は芸術が必要で, そして, 人はあれこれ芸術を鑑賞して癒されるものなのです。
しかし検索して使用例を検討してみるとこの二つは混同されている面もあるように思います。 特に one way or another とすべきところを one way and another としてしまうことが多いように見えます。
例1: One way or another, I want to know what happened. あれこれやって何が起きたのか知りたいと思う。
例2: One way or another, I tried to solve the problem, but I couldn't. あれこれやってなんとか問題を解こうとしたができなかった。
例3: One way and another, this essay has shortcomings. あれこれ考えて合わせればこの論文は欠点がある。
例4: One way and another, it has not been a bad good year. あれこれ考え合わせるとこの1年は悪い年ではなかった。



584  one way or the other  (どちらにせよ)
前回の one way or another との違いは選択が二つだけということ。 だから「あれこれ」と選択することはできず「どちらか」になってしまいます。 
副詞句として使うことも名詞句として使うこともあります。 名詞句の場合 know one way or the other を使うのが one way or the other の最も好まれるコロケーションで特に否定文にすることが多いようです。
例1: You have a choice between two options: a career or a marriage. You have to make a decision, one way or the other, by next Friday. あなたには仕事と結婚の二つの選択肢があります。 どちらにせよ金曜日までに決定しなくてはいけません。
例2: I have a problem with  streaming.  Maybe it's internet connection that is responsible for it. Or some devices block it.  I don't know one way or the other.
 ストリーミングに問題がある。 インターネットの接続が原因かもしれないし, ブロックしているデバイスがあるかもしれない。 どちらにせよわからない。


585  The way I see it, (私の考えでは)
学校英語の知識なら in my opinion とか from my point of view とでも訳すでしょう。 しかしこれではちょっと堅い響きがあってくだけた会話には合いません。 そこで役立つのがこの the way I see it 。 直訳すれば「私のそれの見方では」とでもなるでしょうか, 以外と使用頻度は高い方のようです。 つい何でも I think で始める癖のある方は I think の代りに使うのを心掛けてはいかがでしょうか。 



586  have it one's way (好きなようにする;思い通りにふるまう)
way には「思い通りに振舞う, わがままを通す」という意味の熟語が複数あります。
have it one's way 以外に get one's (own) way,   have one's (own) way,   go one's own way などがそれです。
have it one's way は命令文として Have it your way. の形で使い「どうぞ好き勝手に」という意味で使うことが多いようです。




587  have a way with 〜 (〜の扱い方を知っている, 〜の扱いがうまい)
言いかえれば know how to treat 〜 ということ。 音声ファイルの例では女性やコンピュータが with の目的語になっていますが, 具体的に with に入る名詞を入れて検索すると以下のような結果になりました。 (総数19,300中)
  • have a way with words    10,700
  • have a way with people       766
  • have a way with women       551
  • have a way with animals      336
  • have a way with children    187
ごらんのようにおよそ半分が words を目的語にしています。 他の名詞に至っては2ケタ台です(例: language 46  computer 30  girls 29 cars 13)   これはまるで have a way with words が1つの熟語であるかのようです。 
had a way with や has a way with も検索しなくてはいけませんが, 思っていたよりも一般的な使われ方をしていない熟語という印象をもちました。 
なお変った使用例では, 使用例の数は一桁台ですが, The Italian have a way with seafood.  イタリア人はシーフードの扱いがうまい。 とか The French have a way with wine. フランス人はワインの扱いがうまい。 というのがありました。 
例: He has a way with words.  His essay on philosoply reads easily like a novel. 彼は言葉の使い方が上手で哲学に関する論文も小説のように簡単に読める。





588  もの have a way of 〜ing ([物事]は〜するものだ;〜する傾向がある)
この way は「習慣・慣習・癖・流儀」。 助動詞 will の用法に習性・傾向を表す用法がありますが, これと同じ意味です。 ただし決まり文句となっている場合は will を使う方が使用頻度は高いようです。
例えば音声ファイルにある History has a way of repeating itself. 「歴史は繰り返すものだ。」は google で検索すると 1,600のヒット数ですが History will repeat itself. の方は 7,300あまりヒットします。 同じように「事故は起こるものだ。」は Accidents have a way of happening. が13しかヒットしないのに Accidents will happen. は 14,800ヒットします。
このような will は諺や名言の類で使われることが多く, have a way of 〜ing の方は一般的な口語表現で使われるとみればよいでしょう。





589  go out of one's way (わざわざ〜する)
go out of the way でも同じ。 もともと「寄り道をする」で, これが意味を広げたもの。
ある和英辞典に「わざわざ紹介状を書いてくれてありがとう」を Thank you for writing a letter of introduction for me. とあり「このような場合のわざわざは特定の表現を使わなくても文意全体に含まれると考えて良い」と注釈があります。
すると相手の気配りに「わざわざ」をわざわざ添えるのは英語圏の人はしないのかと思い検索してみたら400件と少ないものの, Thank you for going out of your way to〜を使う用例は見つかりました。
例: Thank you for going out of your way to make my birthday special.  わざわざ私の誕生日を特別のものにしてくれてありがとう。
特に手紙の最後に使う例が多いのでこのように go out of one's way と使うのは礼儀正しい表現になるのではないかと思います。 つまり日本人の「わざわざ〜してくれてありがとう」と発想は同じようです。



590  go all the way to 〜 (遠路はるばる〜へ行く, わざわざ〜へ行く)
前回の go out of the way と似ていますが, こちらは to の後には場所を表す名詞が来ます。 「遠路はるばる来る」なら come all the way に換えればよいのです。 したがって「わざわざこの会議に来てくれてありがとうございました。」と言うのなら Thank you for coming all the way to this meeting. となります。 
なお go all the way with +人 だと「人とエッチなことをする」という意味に取ることもできるので注意しましょう。

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