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毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現
日替わり ひとことENGLISH
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281   You could say that 節.(〜すると言えるだろう)  
断定を避けて「〜すると言ってもさしつかえないのではないか」というように, 意見や陳述を和らげる働きがあります。 文法的には仮定法で控えめな表現になっています。 実際は断定を弱めるために下の例のように  I guess you could say ... や I suppose you could say .. の形で使うことも多いようです。 さらに that 節の中に推量の助動詞 may を入れることもあります。 こうなると I guess (suppose),  you could,  may の「トリプル効果」でかなり断定度は弱まります。 ただこういう表現はあまり連発すると I guess you could say it may sound too roundabout. (回りくどすぎるように聞こえると言っても良いかもしれません。)




282  You could say that.(そうとも言えるだろう。 まあ,そんなとこ。 )  
前回の You could say that節 の変形。  相手の意見に同意であることを伝える表現。 ただ全面的・積極的に同意を表すと言うより, 部分的に同意する感じがします。 仮定法を使っている分, 1歩ひいて控えめに何か含みを持たせるようにも聞こえます。 日本語でもきっぱり「そう, その通りです。」と言わずに「まあ, そんなことかな。」 と言う表現がありますが, これと近い気持があるように思えます。




283   Search me.(さあ,わかりません。 )  
search(サーチ=検索)抜きにはインターネットは成立しないと言ってよいでしょう。 とても重要な英単語ですが案外正しい使い方を知らない人も多いようです。
単純に search を「さがす」と覚えていると「私は行方不明のネコをさがした。」というのを I searched my missing cat. としてしまいます。 


search は他動詞なら「(場所)を捜す, (人)の身体検査をする」の意味になるので上の英文は「行方不明のネコの体を検査した」という意味になってしまいます。 「〜を捜索する」の意味なら前置詞 for を伴なって search for 〜 としなくてはいけません。 つまり上の日本語の正しい英語訳は I searched for my missing cat. となります。


なお他動詞の search と for を組み合わせて search A for B とすれば「B を捜してAの身体検査をする」とか「Bを求めてAを調べる」 となります。
The policeman searched the man for a gun.  「警察官は銃がないかとその男の身体検査をした。」 
I searched my pocket for the key. 「私はポケットに手を入れてカギを探した。」
 

したがって表題の Search me. は「私を捜せ」ではなく「私の身体検査をしてくれ」という意味です。 これが「わからない」の意味になったのは, 聖書の詩篇139:23の "Search me, O God, and know my heart" 「神よ, 私を探り,私の心を知ってください。」からかもしれません。 それともこのような高尚な語源ではなく, 「私は本当に知らないので身体検査でもして,頭の中でも見てください」といった軽い気持から生まれたのかもしれません。 
Which is true? (真相はどっち?) 
そう, そんなこと言われたときにこの表現を使いましょう。   Search me!(さあ,わかりません。)
例: "Who follows Roman Emperor Trajanus Decius, Herennius Etruscus or Trebonianus Gallus?" "Search me!"  「トラヤヌス・デキウスの後にローマ皇帝になったのはヘレンニウス・エトルスクスだっけトレボニアヌス・ガルスだっけ。」「そんなの知るか!」


284   as I see it (私の考えでは )  
名詞+as I see it の形で「私の考える〜」としたり(例: The world as I see it 私の考える世界), 文の初めの置いて「私の考えでは,〜」としたりして使います。




285   We'll (soon) see about that. (そんなことはさせない。 )  
相手がやろうとしていることを阻止したり, 現にしていることをやめさせるときに言う表現です。 「そのことに関してどうなるのか我々はわかるだろう」という含みのある意味から, ちょっと脅しが入っている感じがします。
例: That boy is bullying my son again?  We'll see about that. あの子がまた息子をいじめているって?  どうなるか見ているがいい。







286   We'll have to see (about that). (なってみないとわかりません。 / その件については考えておきます。 / それはお断りします。 / どうなるか今にわかります。)  
この表現は複数の意味があります。
(1)これからあることをしたいが, それが可能かどうか状況次第でわからないという意味。 これはよく But を伴なって使われます。 
(2)人からものを頼まれた時, その場で即答を避け「考えておきます」と言いたいときに使います。 
(3) (2)の意味を広げて,やんわり要請を断るのにも使えます。 No というより丁寧になります。
(4) 相手の挑戦を受け,捨て台詞として「結果がどうなるか今にわかるだろう」という意味で使うこともありそうです。 音声ファイルはこの意味で使っています。
例1: I will come home for "Golden Week."  But we'll have to see about that.  ゴールデン・ウィークには帰るつもりだけど, なってみないとわからない。
例2: "I'm wondering if I could borrow some money.""Well, we'll have to see about that." 「お金をすこし融通してもらえるでしょうか。」「そうですね, 考えておきましょう。(お断りします)」




287   We'll see. (今にわかりますよ。/考えておきます。/また会いましょう。)  
これは前回の We'll have to see (about that). と同じです。 ただ「また会おう」という別れ際の言葉としても使う点は違います。
ここで 285 の We'll soon see (about that). とあわせて3つの項に出てきた表現を整理しておきましょう。
  1. We'll (We will) see.
  2. We'll (We will) see about that.
  3. We'll (We will) have to see.
  4. We'll  (We will ) have to see about that.
  5. We'll (We will) soon see about that.
  • (1) 今にわかりますよ。  -- 1, 2, 3, 4, 5 で。
  • (2) 考えておきます; 可能かどうかわかりません。 -- 1, 2, 3, 4 で。
    この場合は We'll を I'll, I will にしても構いません。
  • (3) (相手の要請に対し)お断りします。 -- 3, 4 で。
  • (4) そんなことはさせません。 --2,  5で。
(4)は(1)の, (3)は(2)のそれぞれ延長上にあるので意味は大きく, 一種の脅し文句的な「今にわかる」と即答をさける「考えておきます」になるでしょう。





288  seeing that 〜 (〜であることを考えると,〜であるから)  
もとは see の分詞構文。 これが接続詞となったもので because と同じく「理由」を表します。 
もとが see であることから, 「その場の状況を見ると/考えると」というようなニュアンスがあります。 that は省略されることもありますし, くだけた表現では seeing as 〜 や非標準的な seeing as how 〜 があります。 The Columbia Guide to Standard American English によると seeing as や特に seeing as how は「やぼったく受け入れがたい」とみなす保守的な人もいるようです。  音声ファイルはこの seeing as と seeing as how を使ったものを取り上げていますが, 非英語圏の人間はそのニュアンスがわからない限り安易に使わない方が無難かもしれません。




289    〜 have(has) seen better days (〜は古くなっている。 お払い箱状態だ)  
ことわざに Every dog has his day. (どの犬にも盛時がある)というのがあります。 これは「どの犬も盛時がある→今は老いぼれ犬になっている→誰にも気力・体力のある時期があったものだ」 と誤解されてしまうことがあります。 これは「誰にでもよい時も悪い時もある」という意味で, 「誰にも過去に栄光の日々があった」という意味ではありません。 事実, 現在形の文ですからこの犬はまだまだ「自分の活躍する日」があるということでしょう。
一方, 表題は現在完了です。 「良き日を見る」のを「完了」してしまったか「経験」したということで, こちらは「もう今は古くなってしまった」という意味の, 中高年層には悲しい響きのある言葉です(T_T)。
主に物について言う言葉ですが, 人間についても音声ファイルの例のように使わなくはないようです。 
例: I bought this computer for no less than 400,000 yen four years ago.  Sadly, I must say it has seen better days. このコンピュータは4年前に40万円もして買ったのだが,悲しいことにもう古くなってしまったと言わなくてはいけない。




290   I'll see what I can do. (できることは喜んでします。)  
インターネットには情報や娯楽の源になるサイトが星の数ほど浮かんでいますが, その多くは無償です。 当サイトも広告なしのすっきりさわやか画面に全部無料開放のコンテンツ。 
なんでこんなことしているんでしょう?  
電話料金, プロバイダー代, レンタル・サーバー代, ドメイン管理料金, それにパソコンの消費電力もバカにならないのに。。 きっと天の神様はこんな私にいつの日か幸せをもたらしてくださるでしょう。 人の良いのにつけこまれ, いいように利用されたこともありますけどね(とグチる)。 
さて今日のひとことENGLISH は奉仕の精神のある人ならぜひ覚えておきたいひとことです。
音声ファイルのように単独で使ったり, 下の例文のように命令文とともに使います。 
例: If you have anything you want me to do, feel free to e-mail me.  I'll see what I can do. もし私にしてもらいたいことがあったら, 遠慮せずにメールをください。 できることは喜んでします。 (←これは例文[=フィクション]です。)


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