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z130 (10月26日) 人名を使う慣用句(11)


for Pete's sake 「(命令文で)頼むから,後生だから;(疑問文で)一体全体」


直訳: ピートのために
例文: "For Pete's sake, please be with me." he begged.
 「 後生だからいっしょにいてくれ。」と彼は懇願した。


元は for Peter's sake で Peter はキリストの12使徒の1人ペテロのこと。 for God's sake (頼むから)  を for goodness sake , Jesus! (ああ驚いた) を Gee! と言いかえるのと同じキリスト教など宗教関係の言葉を避ける minced oath と呼ばれる表現。





rob Peter to pay Paul  「甲の利益のために乙を犠牲にする;借金返済のために別のところに借金する, 負債の埋め合わせのために公債を発行する」


直訳: ポールに支払うためにピーターから盗む
例文: He continued to rob Peter to pay Paul, till he actually he committed robbery.
彼は借金返済のために別のところに借金をし続け, 結局本当に強盗事件を起こしてしまった。


聖ペトロ(Sait Peter) と聖パウロ(Sait Paul) はともにキリストの使徒で, Give not Saint Peter so much to leave Saint Paul nothing. 「聖パウロにやるものが残らないほど聖ペトロにたくさんやりすぎるな=甲に与えすぎて乙の分がなくなるようなことをするな」のような諺にこの組み合わせが見られます。 


rob Peter to pay Paul も14世紀には存在していた諺で「ペテロを救うためにパウロをはりつけにする」という12世紀のラテン語の諺の変形のようです。 しかし, この Peter と Paulo はキリストの使徒の聖ペトロと聖パウロというより, 甲と乙の組み合わせとして使われている名前に過ぎないと見るほうが適当でしょう。