回答:
must の会話での使い方といっても, 中学校で教わる事項と同じで特に会話だからというような留意点はありません。 助動詞は会話でよく使うもので, その使い方は中学校や高校で教わりますから, まずは学校文法の復習をしておくとよいでしょう。
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【must の意味1】
must は「義務・必要」の意味があり, 日本語の「〜しなくてはいけない」にあたります。
同じような意味の助動詞に should や ought to がありますが, これらよりも意味が強いとされています。
例: You must get up now. 今起きなくてはいけない。
【must の意味2】
また「〜にちがいない」にあたる「推量」の意味もあります。
この場合「〜だったにちがいない」は must have +過去分詞 の形を取ります。
例: He must be joking. 彼は冗談を言っているに違いない。
He must have been shocked when he knew the fact. その事実を知った時彼はショックだったに違いない。
【must の注意点】
must は他の助動詞と比べやや複雑なところがあります。
(1) have (has) to や have (has) got to と置きかえられます。
例: You have to get up now.
He has to be joking.
(2) must の未来形「〜しなくてはいけないだろう」は will have to ,
過去形「〜しなくてはいけなかった」は had to 。 (ただし時制の一致を伴なう場合は must
)
例:You will have to buy another battery. もう1つ乾電池を買わなくてはいけないだろう。
I had to repair it myself. 私は自分でそれを直さなければならなかった。
My father told me that I must repair it myself. 父は私に「1人で直さなくてはいけない」と言った。 (時制の一致の例)
(3) must の反対「〜する必要はない」は don't have to 〜で must not
ではありません。
例: "Must I take this medicine if the pain has gone? " "No,
you don't have to." 「痛みが取れてもこの薬を飲まなくてはいけませんか。」「いいえ,その必要はありません。」
(4) must not は強い禁止「〜してはいけません」の意味です。
例: You must not play with a knife. ナイフで遊んではいけません。 |
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