世界で一番遠い島のオンライン研究
=================【No 5】=================
2002年9月20日発行
今回のコンテンツ
1 トリスタン・ダ・クーニャについてサイト案内
2 トリスタン・ダ・クーニャを見た有名人
3 行動する天文学者エドモンド・ハレー
4 海外サイトに本を注文する〜アマゾン・コムの場合
5 あとがき
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【1 トリスタン・ダ・クーニャについてサイト案内】
トリスタン・ダ・クーニャについては次のコンテンツをご覧ください。
http://www.eigo21.com/tristan/index.htm
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【2 トリスタン・ダ・クーニャを見た有名人 】
今回もまだトリスン・ダ・クーニャが無人島であった時代の話です。
1506年に発見されてほぼ200年後だれでも知っている人物がこの島の姿を見ます。
ハレー彗星で有名なイギリスの天文学者エドモンド・ハレーです。
前回のノックス船長事件で使った The Annals of Tristan da Cunha によると
『1770年2月17日午前5時にエドモンド・ハレーがトリスタン・ダ・クーニャ群島
の南端(ゴフ島?)に到着。 12時にトリスタン・ダ・クーニャ島の位置を
確認する。』
とあります。
しかしこのイギリスの天文学者が死んだのは1742年。
これでは怪談になってしまいますね。
1506年から1799年までトリスタン・ダ・クーニャ付近を航行した船の記録を掲載し
たサイト
http://home.planet.nl/~beintema/ships.htm
(英語)
によると1700年にハレーはトリスタン・ダ・クーニャ付近に来ていることが記載さ
れています。
どうやら1700年の7を重ねて1770年としてしまった単純なミスのようです。
また日付についても信頼できる書物では2月14日となっています。
こちらも7につられて17日にしてしまったのでしょうか。
前回のノックス船長の件といい,この年代記はミスがあって全面的に信用ができな
いようです。
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【3 行動する天文学者 エドモンド・ハレー 】
17世紀の天文学者というと天文台に閉じこもって観測とか計算とかしていただけと
勝手なイメージを持っていたので,イギリスから地球を半周ほどした南大西洋まで
足を運んだと言うのは驚きでした。
そこでハレーついて下記のサイトで調べてみました。
http://www-gap.dcs.st-and.ac.uk/~history/Mathematicians/Halley.html
(英語)
http://www.swan.ac.uk/astra/astro/essays/halley/halley.htm
(英語)
ここでわかったのはハレーは象牙の塔に閉じこもるタイプの学者ではなく,
86年の生涯の中で7年以上も海外を周っていた行動的な学者の姿です。
ハレーが巡った場所の概略図を作りました。
http://www.eigo21.com/tristan/mm/halley1.htm
(日本語)
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ハレーの海外旅行の最初は1676年11月,20歳のとき,オクスフォード大学を退学
して同僚といっしょに東インド会社の船で行ったセント・ヘレナ島です。
当時イギリスの領土で最も南にあるこの島に18ケ月滞在し,南半球の341の星や水星
の運行を観測,ケンタウルス星団を発見します。
この項の補足が下のページにあります。
http://www.eigo21.com/tristan/mm/halley2.htm
(日本語)
●●●●●
1679年2月には当時の天文学の論争の調停のために英国学士院の要請でダンチヒ
(現ポーランドのグラニスク)へ行き1年近く滞在します。
翌年1680年から82年にかけてフランスやイタリアなどヨーロッパ各地を周りカッシ
−ニなど大陸の天文学者と交流したり,将来自分の名前がつけられることになる
彗星の軌道の観察などをします。
このあと20代後半から30代について下のページにまとめました。
http://www.eigo21.com/tristan/mm/halley3.htm
(日本語)
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そして1698年,42歳の時今度はなんと軍艦パラモア号の司令官となって,大西洋を
巡る3年間の航海の旅に出ます。
1698年10月20日ポーツマス港を出航まもなく副艦長のハリソンとの間に摩擦が生じ
ます。ハリソンの研究をハレーがバカにしたことが発端らしいです。
ブラジル・パライボ川に到着後,北上してカリブ海へ行きますが副艦長のハレーへ
の不満は頂点に達し叛逆行為をしようとします。ハレーは未然にこれを防ぎ副艦長
を船室に閉じ込め予定を変えて急遽イギリスへ戻ります。
そして新しい体制にして1699年9月27日再び航海に出て大西洋の海岸沿いに航行。
今度は南氷洋の南ジョージア諸島付近まで接近します。
しかしさすがに小さな艦船(89トン;船員20名)でこれ以上南下するのは危険と見
て再び大西洋を北上。
1700年2月,【1】に書いたようにトリスタン・ダ・クーニャを目撃,上陸はしな
かったものの経緯度を測定しセント・ヘレナを経由して9月にイギリスに戻ります。
この項の補足が下のページにあります。
http://www.eigo21.com/tristan/mm/halley4.htm
(日本語)
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【4 海外サイトに本を注文する〜アマゾン・コムの場合】
ハレーが自ら書いた大西洋周航の記録(The Three Voyages of Edmond Halley in
the Paramore, 1698-1701)はオンラインでも購入することができます。
ためしにアマゾンで購入できるか見てみましょう。
http://www.amazon.co.jp/ (日本語)
http://www.amazon.com (英語)
二つアドレスがありますが,上が日本の,下がアメリカのアマゾンです。
トップページが出たら左上にある『サーチ(SEARCH)』に
The Three Voyages of Edmond Halley in the Paramore, 1698-1701をコピー&
ペーストして GO! をクリック。
日本の場合は『洋書』というカテゴリーが出てくるのでこれをクリック。
するとイギリスから仕入れた新書が買えることがわかります。
一方,アメリカの場合は USED & NEW という表示をクリックするようになってい
ます。
これをクリックするとアマゾンと提携している古本屋のリストが出てきます。
新書がない場合はこのように古本屋を通して購入することになります。
値段や海外に配送可能か(International shipping available とあれば可)
さらに店の評判を★の数で見て,注文先を決めるシステムになっています。
ちなみに私は別の古本を albris というところに9月13日に注文したところ,
9月18日に品物が届きました。 結構早かったので驚きました。
なお日本のアマゾンは,和書にせ洋書にせよ注文した金額が1,500円以上なら
送料無料。 しかも注文してから届くまで一般の書店より速いのでお勧めです。
(別にアマゾンを勧めたところで私にメリットはありませんが)
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【5 あとがき 】
独学トリスタン・ダ・クーニャ第5号をお送りします。
無人島時代のトリスタン・ダ・クーニャの歴史はこれでおしまい。
いよいよ次回からこの南大西洋の孤島に定住者が現れます。
ところでハリウッド俳優,メル・ギブソンとトリスタン・ダ・クーニャの間には
ちょっとした関係があるのですが何だと思いますか。
その答えは次回のメルマガで。。
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