2002年10月20日, トリスタン・ダ・クーニャに新国旗が制定されました。
イギリス領セント・ヘレナの属領のため従来はセント・ヘレナと同じ国旗を使用していましたが,歴史上初めて(1811年アメリカ人ジョナサン・ランバートの制定した『リフレッシュメント諸島』時代の国旗を除く)トリスタン・ダ・クーニャ独自の国旗が誕生しました。



これで公認された国旗を持つ「国」としては世界で一番人口の少ない「国」になったのではないかと思います。


多くのイギリス領の国と同じくユニオン・ジャックにその国の紋章を添えたデザインです。 したがって新しい国旗が制定されたというより, 新たに紋章が制定されたと言った方がいいかもしれません。


紋章に描かれているのは以下の通りです。
この他にジャガイモ畑や波状の模様なども紋章の要素として入ることが協議されたようですが最終的に島の議会でこのデザインが選択されたそうです。
Our Faith is our Strength は島の警部補コンラッド・グラス氏の提案によるもの。





(注)
ロング・ボート  トリスタン・ダ・クーニャ独特の帆船。 

ロブスター  Tristan Clayfish(Clawfish) という特産のロブスター。




マユグロアホウドリ(Diomedea melanophrys) 南氷洋に生息するアホウドリ。



naval crown  紋章で,飾環の上に古代の船の艫の形とマストについた四角形の帆の形が交互についている宝冠。


モットーにある faith は信念と訳しましたが, キリスト教への信仰とも国(トリスタン・ダ・クーニャ)やイギリス連邦への信義ともとれます。 

前のページへ    トリスタン・ダ・クーニャの国旗に関して(英語)