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Q: 塾の名前(ロゴ)が二つありますがなぜですか

A: 『本町受験英語』が正式な名称です。 40年以上前にとある学習塾で講師をしていた時に地名を塾の名前に入れると発展するというジンクスがあると言われたので「本町」と入れました(正確には東本町ですが)。 そして会話学校ではないという意味で「受験英語」を添えたのです。 

ただ入試や英検だけのための英語を教えているわけではなく小学生向けのコースも始めたこともあり, 「受験英語」を除いた名称も添えたわけです。 

でも名称はどうでもいいのです(笑)。 塾長個人でやっているために, みなさん私個人の名前でメールなどをいただきますし, 私もそれを望んでいます。

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Q: 塾の理念とかモットーは何ですか。   

A: 塾のロゴに Vincit qui se vincit と書いてあるのですが、これは「己に勝つものが勝利者」 という意味のラテン語です。 生徒に身につけてほしい塾の理念としては、これをあげることができます。
 教える側としての理念は、常に生徒の目線で見て、またその個人の思考回路を解釈して教えることです。 
 そしてもう一つ心がけているのは「個」の尊重、生徒への敬意です。 今の中高生が生まれる前からから、もうかれこれ30年近く英語を教えているのですから生徒より英語の知識はあって当たり前です。 英語のことなら教える立場にありますが、しかし他の面では生徒に教わることが多いものです。 私にはできないこと、知らないことを生徒はできたり知っていたりします。 そのセンスも発想もしばしば感心させられます。 もちろんすべてを良しとするほど物分りのいい「大人」ではありませんが、生徒へは敬意を持って接するように心がけています。

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Q: 塾の経営について考えはどうですか。   

A: そもそも経営者という意識が私には欠如している嫌いがあります。 事実、 今まで3人の生徒から授業料未納のままトンズラされ(そのうち一人は警察官採用試験対策を希望していた社会人の女性。 携帯電話の番号しか連絡先を聞いていなかったのが失敗の元でした)別の1人の生徒からは授業料は回収できたもののリスニング・テープを貸していたことを私が忘れていたため請求することなく音信不通になりました。 そうそうこんなこともありました。 夏休みもあと2日で終わるというとき切羽詰った声で「娘に無料の体験授業を受けさせたい」という電話がありました。 2学期からの入塾生?と思って待っていたら現れたのが当時流行のガングロに造花の花を髪に挿した超短いスカートの市立C高の女子生徒。  「何でもしてもらいたいことしますよ」という私の言いつけを守って持参して来たのが学校の夏休みの課題で、 これはこうであれはこうだと2時間かけて終わらせてやったらただそれだけ。 相手の名前も電話番号も聞いていませんからこちらとしては営業のしようがありませんね。 もちろんボランティアではないのでこのようなことをしてたら干上がってしまいますので授業料をいただいています。 が事業を拡大しようとか生徒獲得のための営業をしようという気がまったくありません。 一人でやっているので事業の拡大のしようもないし、 自分のペースをくずしてまで生きていきたいと思いません。 
 

 したくない仕事はしないし、面倒な人付き合いもしたくない。 創造性のあることを楽しみながら、興味あることを追求しながら、飄々と生きていきたいと思っています。 
 例えばこのホームページ。 自分で企画してイラストを書いたりアニメや曲らしきものを作ったり、「ウラ技」を研究したりして作りました。 だからかなり趣味の世界に入っている、およそ「事業所」のホームページとはかけ離れたものになっています 
 塾もそうです。 私としては教えて面白い生徒、教え甲斐のある生徒と出会い英語の勉強を通して付き合えれば、「営利」を越えた仕事の愉しみが持てます。 もちろん、成績が上がったとか英語がわかるようになったとか志望校に合格したとかとなれば、これこそ「塾経営」の冥利です。 
 塾とか家庭教師は少子化の波の中、未来は明るくありません。 それは塾や家庭教師を金儲けのビジネスと考えればの話。 フランチャイズの塾を開いたのに生徒が集まらないのはフランチャイズ本部が宣伝などの対策を十分しなかったからだと裁判を起こした主婦がいましたが、こういう発想では塾をやってもおもしろくないだろうと思います。

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Q: 個人指導なのですか。     

A: 完全な1対1の個人指導塾です。 個人塾の中には複数の生徒を一人か二人の先生が見回りをして「指導」する形式をとる個人指導塾があります。 こういう形式の個人塾は、ある生徒を先生が見ている間、他の生徒は自習をしていますが、当塾はこういうタイプの塾ではありません。 

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Q: 完全な個人指導のメリットは。    

A: 各生徒によって勉強している環境、現在持っている知識やこれから必要とする知識は違います。 思考回路も性格も違います。 それら生徒一人一人の事情を考えてその生徒の英語の勉強を教えることが出来ます。

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Q: デメリットはないのですか。     

A: あります。 あまりにも生徒の立場に立ちすぎて、生徒の実力に合わせたことしかしなければ学力は伸びません。 適当に突き放さなくてはいけまんせん。 また競争相手が塾にいないので各自がバーチャルなライバルを設定する必要があります。 

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Q: 先生は何人いるのですか。 みんな学生のアルバイトですか。    

A: 私一人しかいません。 ちなみに私は学生ではなく、このように中高生に1980年から英語を教えている社会人です。 

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Q: 学生の家庭教師とか社会人の副業とは違うのですか。    

A: 全く違います。 この仕事を専門にしかも限られた生徒だけを見ているので、ある一人の生徒をのための英語学習に関して一切を面倒見ることができます。 授業時間以外でも電話とかファックス、e-mail等で質問・相談を受けるなどその生徒専門の指導を24時間態勢ですることができます。 いわばその生徒の英語のコーディネータとかアシスタントとかコーチ、コンサルタントといった感じを考えていただければいいと思います。 その意味で従来の家庭教師とか個人塾とは違います。

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Q: 授業はどう進むのですか。    

A: 一人一人異なります。 大雑把に言って受験学年でない場合は、学校の授業の予習復習中心で、受験学年は完全に受験勉強のみです。 
 もちろん受験学年でなくても受験勉強をする生徒もいますし、そうでないにしても、学校の予復習をしながら一般的な試験で問われる事項があれば必ず触れるようにしています。 受験学年になる前からこのような知識を積み重ねることは、出題が多岐にわたる英語の場合かなり重要です。
 練習問題や教科書の要点の解説はもちろんしますが、声を出して教科書や例文を読むとか,その場で暗記するとか問題をこなすといった、生徒が実践して学んでいく(覚えていく)授業も重視しています。 英語は暗記科目であるので「まねる」「慣れる」という作業が重要です。 その意味で英語は芸事とか技を習うのと共通点があり、個人指導が効果的であるのもおわかりいただけると思います。 

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Q: 各学年の授業のポイントを教えてください。    

A: 


小学生は英語に興味を持たせることが大切です。 それととも弊塾では文字に慣れることを重視しています。 語学は最終的に単語力が決めてになります。 英語が面倒なのは発音と綴りの関係が不規則なことです。 そのためにフォニックスがあり, これは小学生のときに身に着けることが将来の英語力を付けるために有効です。
また1対1の完全個人指導の利点を生かし, 中学校の教科書を使って中学英語の先取をしており, これは中学進学後に役立っていると好評です。 

中1はこれから英語が好き(得意)になるか嫌い(不得意)になるかを決める大事な学年です。 勉強内容は簡単ですが、細かいところまで注意を払わなくてはいけません。
  中1ならだれでも教えられると勘違いして、塾の中には初めて生徒を教えるようなアルバイトの大学生に中1を担当させる所がありますが、(中には先生が足りなくて、同じ塾にいる高校生が教えているところもあり驚きですが)良心的な塾なら中1だからこそ受験学年を教えた経験のあるようなベテランの先生に担当させるものです。というのも中1に英語を教えるにはかなり気配り、配慮を必要とするからです。


 初めて英語を勉強する生徒の頭を混乱させずに、本人の知らない間に(そう、これが大事なのです)英語の土台を身に付けさせる、これが中1の英語です。 
  当塾では学校の教科書によって文法事項を扱う順が違うので、学校で学んだ(またはこれから学ぶ)内容を考慮しながら、授業を進めます。 他の学年以上に練習問題をして理屈ではなく体で英語を覚えることに努めています。 
 中2はかなり重要な学年です。 この年に英語をどう対処するかで、これから生涯英語とどういう関係になるかが決まると言っても過言ではありません。 というのも中高あわせてどの学年よりも新規に扱う文法事項が多く、今後の英語の展開の基本となるものばかりだからです。 中1が理屈抜きで英語を身につけたのに対し、2年からは徐々に文法的に英語を理解し身につけるようにしていくべきです。 


 中2の難しさは、いわゆる反抗期の真っ只中であり、勉強以外にいろいろ関心が向くときでもあることと関係しています。 そして中1のような英語に対する新鮮さもなくなり、受験を意識するにはまだ早い「中だるみ」の時期と重なります。 したがって勉強に対する意欲を持たせつづせることがカギとなります。


 中3は中高一貫の私立中でないかぎり、高校受験を控え特別の体制をとらなくてはいけません。 なるべく早く中3の文法事項は終わらせ、実践的な問題を多く解いていくように授業は進みます。中3の早い段階で公立レベルまで学力が達していれば、積極的に私立高対策をして行きます。 基礎力不足の生徒は中1,2年の復習と平行して中3の勉強を進めて行きます。


 また受験学年は他の塾との併用が多いので、個別指導の便宜性をはかってより細かく知識の補完や実践を心がけます。
 なお高校生については下のQ:をご覧ください。

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Q: 塾の特徴に「高校生を大切にする」とありますが、どういうことでしょうか。

A: 英語の勉強に関して悩んでいる高校生が多い割に、それに対処する場が少ないという現状から出た発想です。 
 中学校と違い義務教育ではないので高校の授業は必ずしも生徒の立場に立って進むというわけではありません。 高校生に自主的な勉強を期待するからですが、現実はなかなかそうはいきません。 英語は幅広い知識が要求されますから、一人で勉強するのはなかなか大変です。 参考書や問題集ひとつとっても、その数は多いのですが、どれがいいのかわからない生徒がほとんどでしょう。 また仮に手に入れても三日坊主で終わってしまうことも珍しくありません。 
 だから勉強を補助してくれる塾があればいいのですが、塾側としては敬遠したいのです。高校生相手の場合、ある程度専門知識がないと勤まらず、講師への報酬もその分多くなるので、苦労する割には利潤が上がらないからです。 高校生は中学生と違い各学年で何を教えるという基準が明確ではありません。 したがって生徒数が少ない塾ですと高1と高2が同じ教室で勉強することもあります。 このように勉強する環境が悪い高校生だからこそ大切にしなくてはいけないと思います。 高校生は中学3年間でかなり英語の力に差が出ています。 個々の事情に合わせ、懇切丁寧に辛抱強く教える勉強のアシスタントがいると心強いでしょう。 当塾がその役目を果たせると確信しています。  

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Q: 何時間授業なのでしょうか。 時間割は?    

A: 1時間、1時間半のいずれかで、回数は何回でもかまいません。 曜日も時間も指定できます。 ただし私一人しか教える人間がいないのでその曜日時間が空いていればの話ですが。

Q: 授業時間はこちらで設定できるのですか?    

A: はい。 というより当塾では設定しません。 何時間の授業をするのかは金銭的なことや生徒のスケジュールも考慮するということで、当塾では関知し得ない要素があります。 まずそちらの方から希望授業時間を設定してください。

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Q: 受験学年でも1時間の授業で十分ですか?    

A: 1時間授業を希望するのでしたら、その範囲内で授業を組んでいきます。 ただ授業時間と学習効果は比例しますからそれなりの効果しか期待できません。 10教えることに2,3教えるだけでわかる生徒ならいいのですが、10教えることに20、30教えないとわからない、身につかない生徒の場合、授業時間が少ないのは教える側の負担が大きいのです。 親御さんとしてみれば、授業料を払うのだから当然効果を期待するわけですから、こちらも短い時間の中でがんばるのですが、正直な話無理なこともあるのです。 その辺をご理解いただければ、教える側としては少なくとも精神的に楽なります。

Q: では授業時間が十分でないと判断した場合、塾の方で授業時間を増やすように指示されるのでしょうか?    

A: いいえ、二つ前のQ:の項でも書きましたように、授業時間をどうするかは、各ご家庭の事情があるのでこちらでは、授業時間を延ばすよう指示はしません。 収益をあげるために時間を増やすよう指示していると誤解されるのは不本意ですので、希望した授業時間では足りない場合、他の塾や家庭教師に行かれるように指示することはあります。

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Q: 教材はどのようなものを使っていますか。    

A: オーダーメイドの授業をしているためひとりひとり違います。 ひとりひとり英語の知識は異なります。 学校の教科書も進度も違いますし、もし塾とか予備校に行っていればその知識も異なります。 そして何より生徒の能力は違います。 その生徒の立場に立って不足しているところを補い発展させるため生徒の英語力をコーディネイトして行くのが当塾のやり方です。 したがって教材も現在生徒が使用しているものを見て、プリントを作成したり、塾用の問題集や市販の問題集や参考書などを使用して授業を進めています。 

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Q: よく教材販売が中心で授業はその付属的になっている家庭教師や塾があると聞きますが、そちらではどうなのですか。    

A: 1年に1回(受験学年は場合のよって2回)塾専門の教材を買っていただくことがありますが,教材費そのものをいただいていません。 上のも述べたように、本当に生徒個人の性格とか学力とかを考慮すれば、まとまった一つの教材で全学年の生徒を教えることができません。したがって教材をどうするか自体が授業を組み立てる大事な要素になります。 つまり授業料に教材費が含まれると考えて、教材費をいただいていないのです。

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Q:ういう生徒さんが多いのですか。     

A: 始めた当初は公立中高と私立中高では私立中高の生徒さんが多かったのですが, 現在は半々くらいになっています。 ダイレクトメールとか電話の勧誘とか一切していないのですがそういうお子さんが集まるのです。 駅前にあるわけでもない交通の便の悪いこの個人塾にわざわざ遠方から来てもらったりするくらいですから勉強熱心な家庭ばかりです。 そういう意味で本当に生徒に恵まれて感謝しています。

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Q: 受験英語しかやらないのですか。   

A: いいえ。 あらゆる英語に対処します。 塾の名前から受ける印象とはだいぶ違いうところもあります。 

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Q: 私立中高の補習もしますか。   

A: はい。私立中や私立高は英語の授業の進め方に特徴があるところが多く、いわゆる文部省の指導要領外のことを授業中にします。 生徒の側で勉強するのが当たり前という学校も多く、また先生の趣味で授業が進むことはざらです。 そういう意味で、当塾のような完全に個人対象の授業をするところは、私立中高の補習にはお勧めしたいのです。

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Q: 中学生と高校生だけ教えるのですか。    

A: 小学生向けのコースもがあります。 詳しくはこちらをご覧ください。

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Q: 他の塾や予備校に通う生徒さんもいますか。    

A: はい。 英語単科なので他教科は別の塾や予備校で勉強する生徒もいます。 高校生ですと得意科目は自分一人でも勉強できるので塾通いは当塾だけという生徒も少なくありません。 中学生の場合、中高一貫の私立中学の生徒が多く、当塾だけしか塾に通っていないケースがあるのですが、高校入試を控えている公立中の生徒はほとんどが他の塾との併用です。 難関校のための高度な英語の補強か、逆に英語がわからないので基礎的な英語の補習の二つにはっきり分かれます。 

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Q: 年間を通した授業しかできないのでしょうか。   

A: いいえ。 夏休み、冬休み、春休みなどの長期に学校が休みになるときや、さらに定期試験前の1回とか2回といった短期も可能です。 ただし、定期試験前の短期の授業でどの程度効果が現れるかは一概に言えません。

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Q: 入塾テストみたいのがあるのでしょうか。

A: ありません。 生徒の定期テストとか実力テストとかを見たり、1回でも生徒の授業をすればどういう学力かはわかります。  

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Q: ではだれでも入塾できるのですか。

A: いいえ。 まず物理的な理由でお断りしなくてはいけないことがあります。 つまり生徒の希望時間と担当者(つまり塾長)の空き時間が合わない場合です。 1対1の個人指導をしているため、すでに生徒がいる時間帯に授業を設定することは出来ません。

次に、学力が不足していたり理解に時間がかかったりするのに、高い目標を上げていて、その目標を達成するのに必要とする授業時間が設定できない(つまり足りない)場合です。 例えば、受験体制をとっていない高校に在籍していて、自分でも今まで勉強したことがなく、学校の授業もわからない、でも週1回1時間の授業で国立大とか有名私立大に現役で合格させてほしいと高校3年の2学期になって入会を希望されても、こちらはストレスがたまるばかりになるのでお断りせざるを得ません。 

もう一つ, お子さん自体にやる気のない場合です。 

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Q: 今まで個人塾とか家庭教師とか頼んだことがないので、そちらの授業料が高いのか安いのかわかりません。

A: 相場より安いと思います。 40数年間この仕事をしていますが、生まれて20数年の大学生の家庭教師の授業料の方が私の報酬より高いことはざらです。 
 また多くの塾のが採用している月ぎめ定額制や前期後期一括制ではなく月ぎめ回数制なので欠席すればその授業料を払う必要はありません。

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Q: なぜ安いんですか。

A: まず家庭の負担を減らしたいということ。 英語単科の塾だから他教科を他の予備校や塾で勉強している場合も多いし、また私立中高に通う生徒も多いので、少しでも教育費の負担を減らせればと思っているからです。
 次に人件費がゼロであること。 教務も受付も広報も経理も清掃も全部自分一人でやっています。
 3つ目は自宅を使っているので教室の賃貸料がいらないことです。  
  最後ですが一番大事なことは「経営」という概念、発想が一般とは違うからです。 このことは別のQ:ここをクリック)で触れています。