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z165 (12月14日) 「知力・考え」に関する慣用句(3)


 a train of thought  「考えの脈絡, 思考の流れ」


直訳: 考えの連続
例文:  The professor was giving a lecture, half asleep.  So he lost his train of thought.
教授は半分寝ている状態で講義をしたので脈絡のないことを言った。


この train は「列車」ではなく「連続」と言う意味です。  train は他に「トレイニングする」という意味もあり, それこそ脈絡がないように見えます。 ここで train の語源を調べてみることにしましょう。 


train は「引っ張る」を意味する trainer が語源で文献で現れたのは14世紀半ば。 そのときの意味は「遅延」であったようです。 15世紀になると「裳裾(もずそ)=ウエディングドレスでおなじみの床を引きずって行くようなスカートの長い裾」を意味したり「行列」を意味するようになりました。 とちらも「長く引っ張っていく, 続く」という意味合いから生まれた意味です。


そして1651年になると train of thought が文献に初めて登場しました。 こちらも「長く引っ張って続く」という意味からの派生です。 そして1824年になると車両を長く引っ張って進んでいく様から「列車」の意味が文献初出となります。 漢字の「列車」は語源をそのまま漢字に置き換えたというわけです。


トレイニングする」の意味は「引っ張って意図するように形を変える」という14世紀半ばの意味から広がって16世紀の半ばに初めて文献に登場しました。