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英語からイタリア語へ
英語の知識をイタリア語学習に活かす方法
英米文学とイタリア文学の英語・イタリア語の対訳があるサイト
このページで扱っている内容
英米文学とイタリア文学の英語とイタリア語の対訳があるサイトのご紹介 
※英語・イタリア語の対訳本については前のページで扱っています。 あわせてご覧ください。
※イタロ・カルヴィーノの短編集について後のページで扱っています。 あわせてご覧ください。


語学力は語彙力―と言うは易しで, この語彙力というものなかなか身につきません。 安直に単語集に頼っても思うような効果が出ないのはサプリメントだけでは栄養が取れないし味気ないのと同じこと。 実際に使われている文の中でもぐもぐ咀嚼して行くのが, 時間がかかるけれどもやはり正当な方法なのだと思います。  


英語の場合は中学校から教科書や問題集を通してたくさんの英文を読まされ, また読んで英単語を覚えていきました。 イタリア語もそのようにしたいところです。 しかしいまさら辞書を引き引き読破して行くのは辛い。 前のページでしたような対訳の手助けでやっていくのが効率的でしょう。 もし私と同じ考えの方がいらっしゃれば今回の紹介するページはお気に入りに登録すること間違いなしです。


  http://ercoleguidi.altervista.org/the.htm


このサイトはカナダの翻訳家 "Ercole Guidi" さんが英米の文学作品をイタリア語に, イタリアの文学作品を英語に対訳したものを掲載しています。  


英語→イタリア語の方は, ホーソンの『緋文字』,ヘミングウェイの『日はまた昇る』,オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』,フィッツジェラルドの『華麗なるギャツビー』,シェークスピアの『間違いの喜劇』,マーク・トウェインの『トム・ソーヤの冒険』など比較的日本でも知られている作品があります。 さらにクリントン元米大統領の離任演説もあります。


一方, イタリア語→英語の方は,19世紀のコロッディの『ピノキオの冒険』とマンゾーニの『婚約者』以外は1990年代,2000年代の現代の作品が中心です。 日本では知られている現代イタリア文学の作家と言ったら, イタロ・カルヴィーノとパヴェーゼ,ギンズブルグとなど1940年代〜60年代の作家で, 最近の作家はあまり一般的ではありません。 その意味ではこのセレクションは興味深いでしょう。


                                            


私がこのサイトを見つけたきっかけはニッコロ・アンマニーティ(Niccolò Ammaniti)の『僕は怖くない(Io Non Ho Paura)』の原文を探していたことにあります。 イタリア文学に目覚めた私は現代物も読んでみたいという気持ちが芽生え, 記憶の底にタイトルだけ覚えていたこの作品をその手始めにしようと思ったのでした。


イタリア文学に目覚めたと言っても原文をすらすら読めるほどの語彙力がありません。 それで英語訳と照らし合わせて読むという手段を考えていました。 運良くアンマニーティの『僕は怖くない(Io Non Ho Paura)』は I'm Not Scared という英語タイトルで英訳されておりペーパーバック版も手に入ります。 (後で知りましたが日本語訳もあるようです) 


店頭でペラペラページを捲ることなく本をインターネットで注文するのはちょっと怖い。 アマゾンの『なか見,検索!』のようなものはないかウェッブ上をさ迷っていたらイタリア語版の出版元の Einaudi のサイトで最初の数ページ分を試読できまることを知りました。 目を通すとさほど難しい文章ではありません。 これなら大丈夫というのでアマゾンでイタリア語版と英語版を両方注文しました。


アマゾンから本が来るのが待ち切れなく, 上記のサイトで「予習」をしていました。 そのときに原文の中に la bicicletta degli alpini というのを見つけました。 「アルペン自転車?」 私はマウンテンバイク(※)のことかと当たりをつけたのですが確証が持てません。それで la bicicletta degli alpiniで検索したら今回の紹介しているこのサイトに出会ったのです。 英文とイタリア語が並んで出てきただけではなく la bicicletta degli alpini について alpini がイタリア・アルプス部隊(Italy's Alpine corps) であると語注があります。 さらに home のページに行ってぶっ飛びました。 英語とイタリア語の対訳がこんなにたくさん。 これは素晴らしい! このようなサイトを作ってくれた Ercole Guidiさんに感謝しつつイタリア語の勉強に励みましょう!


(※)マウンテンバイクはイタリア語でそのまま英語の MTB を使うか la bicicletta da montagna または rampichino というようです。


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