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毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現
日替わり ひとことENGLISH
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301   Life is too short. (人生は短い。) 
会話表現の中に忘れてならないのがことわざや格言や名言の類。 言いたいことを表すのにいろいろ言いまわしを考えるより, 誰もが知っている言葉をそのまま使ったほうが効果的なことが多いのは日本語でも英語でも同じでしょう。 
Life is too short. もそんな表現の一つ。 は辞書的には「人生は短いのだから些細なことでくよくよしない」とか「無駄なことに時間を使ってはいけない」という意味ですが「今を楽しまなくては」という意味でも使えます。 
例1: Life is too short.  Don't brood over the past.  人生は短いんだ。 過去のことをくよくよ考えるのはやめよう。
例2: You are calling me again!  I said I won't listen to sales talk on the phone. Life is too short for me to spend my time with you.  またあなたですか。 電話での営業なんて聞かないって言ったでしょう。 人生は短いんです。 あなたと時間をともになんてしません。






302   The long and (the) short of it is that 節 (要するに〜:早い話が〜) 
複雑なことを少ない言葉で言い表そうという時に使う表現。 in short (簡単に言えば) や to sum up (要約すれば), to make a long story short (早い話が)などと言い換え可能です。
the long and (the) short of it で「問題の要点;概略」といった意味の名詞句なので表題以外の形で使うことができます。 例えば以下のように。
Here's the long and (the) short of it.  「ここに問題の要点があります。」
I'll give you the long and (the) short of it. 「問題の要点はこういうことです。」
Now you know the long and (the) short of it. 「さあ,これで問題の要点はわかっただろう」
例: Not a day passes when we don't see advertisements for health food and supplements.  People are forced to buy the products, expecting the effect they mention.  The long and short of it is that manufacturers take advantage of the consumers who are disturbed by health tips. 健康食品やサプリメントの広告を見ない日は1日だってない。 人々は広告の言っている効果を期待して製品を買う気にさせられる。 要するに製造業者は健康情報に振りまわされる消費者につけこんでいるのである。


303    a big shot (特にビジネス界の大物) 
ウェブスターによるとこの熟語は1929年に生まれたそうです。 語源については触れていませんでしたが, 1929年と言えば世界恐慌のあった年なので何かこれと関係があるのか気がかりになったので検索して調べてみました。 結論から言えばこの熟語の出所は不明なのですが, ただ1929年には Big Shot というタイトルの映画, 劇, 音楽が世に出ていたことがわかりました。 
映画は喜劇王バスター・キートンの『ビッグ・ショット』(ただし1930年の作品としてあるサイトもあります)。 劇はニュー・ヨークのロイヤル・シアター(1927年創設)の『ザ・ビッグ・ショット(ニッガー・リッチというのが本当のタイトルらしいですがカッコづけでザ・ビッグ・ショッとありました)』。 こちらは初演が1929年9月29日。 そして音楽としてはフェス・ウイリアムズと彼のロイヤル・フラッシュ・オーケストラという黒人系ビッグ・バンドの曲。 こちらは1929年5月16日録音とあります。
ちょっと調べただけでこのように同じ年に同名の大衆芸能の分野の作品があることから察し, この語は当時の流行語だったのではないかと思われます。



304   Somebody, shoot me! (ミジメだ。 ドジなことをした。 恥ずかしい。) 
Shoot me, please.  とか Will you shoot me?  とか  I want somebody to shoot me. などの変形もありますが, 要は shoot me 「私を撃て」が絡んだ表現です。
私は一時カード・ゲーム, ボード・ゲーム, カジノ・ゲーム, ワード・ゲームなどクラシック系のパソゲーにハマったことがあります。 その中でもアメリカのシエラ社が作っている『ホイル・シリーズ(Hoyle Series)』 はお気に入りでした。 こういうクラシック系のパソゲーは地味なのでやっていてちょっと暗くなりがちですが, このホイル・シリーズは複数のキャラクターが対戦相手になって, その場にあったごく自然な発話をして来るのでわびしさを感じません。 字幕なしの英語ですが, なんとなく言っていることはわかるし, ネイティブ相手に遊んでいるようで英語に興味がある方なら楽しめます。
さて, そのキャラクターのセリフの中に, 今日のひとことの Somebody, shoot me. があります。 辞書にはない表現ですが, このセリフが出るタイミングから察して「惨めだ」「ドジなまねをした」「恥ずかしいことをした」「穴があったら入りたい」といった状況で使う表現であると思っていました。 
今回, このコーナに取り上げるにあたってネット上を検索してこの表現が使われている用例をあたったところ, やはり推測したような意味であることがわかりました。  ひとつ上のような状況になったとき使ってみてください。 ただ, 本当にどこかから鉄砲玉が飛んで来ても私は責任をとりませんが。




305  I'll show you.  (今に見ていろ。) 
「今に見ていろ」と言ってやる相手によって you を him とか them とか that bastard (あのバカ)などと換えましょう。 
 これは捨て台詞(parting shot) の一つですが, 本来, 実力があるのに不当に評価されている不遇な人が言って様になるものなので, そうでない場合は, 自分を発奮させる言葉として心の中で密かに言っては闘志をメラメラさせた方がいいかもしれません。 



306     I shudder to think  (考えただけでぞっとする。) 
shudder は寒さ,恐怖,不快などで一時的に身震いすること。 文法的にはこの不定詞は感情の原因を表しますが, そんなことは考えなくても発想は全く日本語と同じなので覚えやすく使いやすい表現だと思います。 このままでもよいし, この後に that 節や疑問詞節を続けてもよいのです。
例1: I shudder to think that I'll  have to share the same air with him.  やつと同じ空気をわかちあわなくてはいけないと考えるだけでぞっとする。
例2: I shudder to think what if a big earthquake hits Southern Kanto during commuting hours.  通勤通学時に南関東を大地震が襲ったらとどうなるかと考えただけでぞっとする。



307     call in sick  (電話で病欠の連絡をする) 
「私は電話で『今日は病気なので休みます』という連絡をした」というのを学校英語的に言おうとしたら I called up to let them know that I would be absent today. とでもなるでしょう。 それが今回の表現を使えば I called in sick today. と簡潔に表すことができます。 これだけ簡潔に表すことができると言うことはそれだけ需要が多い表現ということでしょう。 事実, インターネットで検索すると日記サイトでよく使われていることがわかります。

例1: She has a talent for making her voice sound feeble when she calls in sick. 彼女は電話で病欠の連絡をするとき, 声が弱弱しく聞こえるようにする才能を持っている。
例2: I got the morning after so I called in sick to work.  I really couldn't go in work.  二日酔いだったので仕事先に電話で休むと連絡した。 本当に仕事になんか行かれなかった。
例3: It was such a beautiful day that I called in sick to school and went out to the beach.  いい天気だったので学校に電話で病欠の連絡をして浜に行った。


308    the 最上級 名詞 this side of 場所 ([場所]に行かなくても手に入る最高の〜) 
これは例文がないとわかりづらいでしょうから, いきなり例文から。 
例: This is the best tonkotsu-ramen this side of Hakata. 「これはわざわざ博多へ行かなくても食べられる最高においしい豚骨ラーメンだ。」というように使います。
this side of は without going as far as 〜 「〜まで行くことなしに」という意味の副詞句となっています。 
上の 博多=豚骨ラーメン のように 「場所」と「本場物」が使われることになります。 ちなみに this side of Tokyo として検索したら, 以下のような結果がでました。 これを見るとアチラの人が東京(または日本)を何の本場と見ているかわかって面白いですね。 
the best Japanese food this side of Tokyo
(東京に行かなくても食べられる一番おいしい日本料理)
the best sushi this side of Tokyo
(東京に行かなくても食べられる一番おいしい寿司)
the best soba and ramen this side of Tokyo
(東京に行かなくても食べられる一番おいしいソバとラーメン)
the most ridiculous English dubbing this side of Tokyo
(東京に行かなくても聞くことの出きる一番おかしい吹き替え英語)
the sharpest knife this side of Tokyo
(東京に行かなくても手に入る一番鋭いナイフ)
the most interesting clothes this side of Tokyo
(東京に行かなくても手に入る一番おもしろい服)
the best prices on anime merchandise this side of Tokyo
(東京に行かなくても手に入る一番お手ごろなアニメ商品)
the largest formal Japanese garden this side of Tokyo
(東京に行かなくても見られる一番大きな公式日本庭園)
the car with the loudest transmission this side of Tokyo
(東京に行かなくても乗れる一番うるさいトランスミッションの車)
The most kawaii little girl this side of Tokyo
(東京に行かなくても会える一番かわいい少女)
the coolest street gang this side of Tokyo
(東京に行かなくても会える一番クールなヤクザ)



309    get out on the wrong side of the bed (朝から今日は不機嫌だ) 
表題以外に get up on the wrong side of the bed とか get out of bed on the wrong side とも言います。 
直訳すると「間違った側からベッドを出る」。 ここの「間違った側」というのは左側を意味するらしく, 左足から靴をはいたり,左足を第1歩にして家を出たりすると不幸になるという古来から西洋にある「左=不吉」という迷信と結びついている表現です。 事実, ローマ帝国のシーザーは左側からベッドを出ないように気をつけていたという言い伝えもあるようです。
例1: "Hurry up! Get yourself ready quickly!" "Well, well, someone must have got out on the wrong side of the bed." 「ぐずぐずしないでさっさと準備しなさい。」「おやおや, 誰かさん,間違った側から起きたにちがいない。」
例2: Keep away from the chief.  He got out of bed on the wrong side this morning.  課長に近づかない方がいいよ。 今日はご機嫌ななめだから。



310    a sight (見もの; 見事な姿; ぶざまな姿) 
日本語の「見もの」も英語の a sight も文脈や言い方によって「見事」という良い意味と「ぶざま」という悪い意味の両方あります。 
この a sight を使う口語体の熟語に look a sight というのがあります。 「〜に見える」は look +形容詞, look like +名詞 と学校では教わりますから, それこそ奇妙に見える熟語です。 これは「格好悪く見える」のように悪い意味で使うことが多いようです。 特に I must have looked a sight  という形で「私は格好悪かったに違いない」という意味での用例が目立ちます。 また 〜 looks a sight +比較級 than .. という形の用例もありますが, こちらはなら比較級には better, more comfortable, neater といったプラス・イメージの語が入り全体として「..よりも良く見える」のように良い意味で使うようです。  
例1: When I heard someone shout "Fire!",  I ran out of my hotel room into the lobby with my favorite Snoopy pajamas on.  I must have looked a sight. 誰かが「火事!」と叫んだ時, 私はお気に入りのスヌーピーのパジャマを着たままホテルの部屋からロビーへ走っていった。 私は笑い者だったに違いない。
例2: My site looks a sight better than it used to be, after I removed animated GIFs.  GIF アニメを削除してから私のホームページは見た目が良くなった。 

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