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毎日ひとこと :一度は使ってみたくなる,使える英語の会話表現
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021 have been and gone and 過去分詞  (よくもまあ〜したものだ) 
驚くべきこと, 呆れること, しなくていいことなどをしたときに感嘆や時に抗議の気持ちを出して表現したい時に使います。 have been and 過去分詞 または have gone and 過去分詞 の形になることもあります。
また have been and gone and done it の場合「何か悪いことをした」の意味になります。
例1: That dog has been and gone and messed up the room. あの犬,よくもまあ部屋を散らかしてくれたもんだ。
例2: Who's been and scarred my car?  どこのどいつだ俺の車に傷つけたのは。
例3: It seems Mike has been and gone and done it again.  The police are after him.  またマイクはワルサをしたらしい。 警察が彼を追っている。
例4: Whatever has been and gone and happened?   いったい何が起きたの?


022 名前,I believe? (○○さんでしたっけ) 
私は人の名前を覚えるのが大の苦手です。 地名はすぐ覚えるのになぜか同じ固有名詞でも人名が覚えられません。 手帳など名前の代わりに○○町なんてその人物の住んでいるところを書いたりします。 さて今回の表現は相手の名前がうる覚えだったときや名前が難しくて正しい発音か自信がないときなどに使えます。  相手に確認するので語尾は上げ調子で。
例: Well, ah, Mr. Trzebiatowski, I beleive?  Here is a message for you.   えーと, チェジェビアトフスキさんでしたっけ。 メッセージが届いています。



023Believe it or not (信じようと信じまいと) 
発想は全く日本語と同じ。 日本語で「信じようと信じまいと」と言いたい時にそのまま使えばいいのです。
例: Believe it  or not,  my great, great, great..great- grandfather  was  a  cousin  of a  Russian  emperor. 信じようと信じまいと私の曾曾曾・・祖父さんはロシア皇帝のいとこだったんです。




024 I('ll) bet (きっと; まさか) 
bet は「賭ける」。  だから I'll bet は「賭けてもいいほど確信している」と「賭けてもいいほどありえない」という二つの意味を持ちます。 前者は自分の発言に, 後者は相手の発言に対して言っていることで区別がつきます。
例1: You will pass the test, I'll bet.   君はきっとテストに合格するよ。  
例2: "I will defeat you."  "I'll bet." 「君を負かすからね」「どうだかね」



025
There's one born every minute. (カモになるバカな人間はいるものだ) 
There's a sucker born every minute. とも言います。 sucker は乳離れしない前の赤ん坊のことで世間知らずのだまされやすい人と意味が展開していったという説と, sucker という名の捕まえやすい魚を語源とするという説があります。  
例: She  is spending her money on items that they say bring her good luck.  There's one born every minute.  彼女は幸運をもたらすという品物に金を費やしている。 カモになる人間っているもんだ。



026 I wasn't born yesterday. (私はだまされない) 
前回のとは逆にこちらは生まれたばかりでなく, 経験豊かなのでだまされない, という意味。  
例: If you are thinking that I am naive,  you are wrong.  I wan't born yesterday. もしボクが世間知らずだと思っていたら間違いだね。 ボクをだまそうとしても無駄だよ


027Bottoms up ! (乾杯!) 
 Toast !  とか  Cheers! も同じ。 どれにするかは音の好みで。 Bottoms up なら3音節で最後にアクセントがあり, しかも口の中から奥にかけて舌が上がる母音や閉鎖音を使う語群のせいでリズムのある力強い感じがします。  Toast は最後の st の処理が難しい。 音が途切れてしまいちょっと気取った感じの響きになります。  Cheers の方は母音を長く伸ばせる上,口を横に引いてニコッと笑う感じになるので, コップを持ち上げながら仲間と乾杯と言うにはあっている感じ。 また体育会系の挨拶言葉「ちゃーす」(こんにちわですの崩れ)に響きが似ているので違和感なく使えるかも。 なお特定のことに対して乾杯と言いたければ To 〜 とか 〜 だけで十分です。
例1: Bottoms up !   乾杯!
例2: (To) your success !    君の成功を祝して乾杯




028 I couldn' t care less. (どうでもいいけど。) 
無関心であることを伝える表現。 怒りや退屈,苛立ちなどの気持ちが表れる。  主語の I  は省略してもよいです。
これは仮定法の couldn't +比較級を使う表現の一つ。 「これ以上無関心であることはないだろう」というのが原義で, 言いたいことは「全く無関心だ」ということ。  同様の仮定法の couldn't +比較級を使う表現で有名なのが Couldn't be better. 「これ以上よいことはないだろう。 --> これが最高だ」  
例:"Do you know Mr.Kato has bought a new car?"  "I couldn't care less."  「加藤さんが新しいクルマ買ったの知ってる?」 「別にそんなことどうでもいいけど」




029 Come again? (もう一度言って下さい)
聞き取れなかった時や意味がわからなかったときは (I beg your) pardon? と聞き返します。 この表現はもっとくだけた感じがします。
例:"I must live on an exiguous income."  "Come again?" 「私は exiguous(少ない)収入で生活しなくてはいけません。」「え,何ですって?」


030Come to that,(そう言えば; あ,そうそう; それから付け足すと) 
Come to think of it, も同じ。 何か話していて, その話題に付け足すことを思い出した時の表現です。
例1: I have not seen Hiroshi recently.  Come to think of it, he said he would quit the job.  最近ヒロシに会っていないね。 ああ,そう言えば仕事をやめるって言ってたっけ。
例2: Don't worry about anything.  You are born lucky.   Come to that, you are still young.  何も心配いらないんですよ。 あなたは生まれつき運がいいし。 それにね,あなたまだ若い。

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