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| This I Believe / Story Corps | |
ヘレン・ケラーやビル・ゲイツ, google の副社長ヴィント・サーフから殺人を犯して服役中の囚人まで有名人から一般人まで, あらゆる階層のアメリカ人が自分の人生哲学や価値観を, 350から500語のエッセイに綴り自ら朗読する番組。 これは前のページで触れたアメリカの非営利団体の放送局 NPR が, 1950年代にその看板番組 All Things Considered の中で作ったコーナーを This I Believe, Inc. と Atlantic Public Media という二つの組織が現代に蘇らせ製作してます。 NPR は, 映画監督のスティーブン・スピルバーグの設立した Righteous Persons Foundation とともに, 新しい This I Believe を資金面や技術面からサポートしているようです。 This I Believe というタイトルから, アメリカ人のこと, 宗教的なもの, 愛国主義的なもののものが多いかと思われるかもしれませんが, 意外とそうではありません。 自分が信じている人生哲学が Hello と言うことだったり, 夕日をみることだったり, 謙虚であることだったり, ピザの配達人への思いやりだったり, 人生はやり直せるという信念だったりと, 決して大それたテーマ(big issue) ではないのが好感が持てます。 This I Believe と似ていますが, こちらは原稿ではなく, 一人で, または身内や友人からのインタビューに答える形で, 自分の経験を語ります。 朗読ではなく語りなのでより自然な(わかりづらい)英語が聞けます。 副題に Recording America とあるようにアメリカ中のあらゆる階層の人々の聞き書きをするプロジェクトで, いろいろな訛りも聞けます。 話の内容もさまざまです。 もらい泣きしてしまう話 A Mother's Bittersweet Memories (庭の隅で夕日を見ていたいと言う9歳の息子を家に残して友人と外出した母親が帰宅して見たのは―), おかしな話 The Human Computer And The Cat Chauffer (英語かロシア語かヘブライ語で生年月日を言うと1秒以内に曜日を言い当てる「人間コンピュータ」のニューヨークタクシードライバ。 なまりがすごい ―) 憤りを覚える話 Seeing Red Over Injusitce (人種差別の激しかった時代, アフリカ系アメリカ女性は爪におしゃれをするのも許されなかった ―) 残念ながら完全なトランスクリプトは無料では手に入りません。 しかし大意と主な語りの部分はページに書かれていますから, ある程度聞いていて話はわかるはずです。 もちろん前のページで触れたNPRの有料のトランスクリプトのサービスを利用すれば, 良質なリスニング教材になります。 次のページへ 前のページへ |