eigo21英語学習相談室
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    定期テストのようなテストはまあいいのですが、実力テストが苦手なのが悩みです。


  出題範囲の定まっている定期テストなら前もって対策をとることはできます。 それも場合によっては短期的な対策で間に合うことがあります。 しかし実力テストの成績を上げるのは一朝一夕にはできません。 日ごろから自発的に英語の勉強をしていなければならないのです。 そうでなければ100%よい結果は望めません。

  実力テスト対策はよく出る問題や単語・熟語を押さえることから始まります。 英語には、昔からよく出題される『伝統的試験英語問題』やよく引用される『伝統的例文』と言っていいものがあります。 例えば so 〜 that〜 can't と too 〜to〜の書きかえとか、A whale is no more a fish than a horse is. というように。 
 具体的には文法は問題集を使って多くの問題にあたること。 文法力は、こなした問題量に比例します。 問題をこなして行くうちに、何がよく出題されるのかとかどうやって答えを導くかといったコツがわかってきます。 

 外国語を勉強する以上単語の暗記は避けて通れません。 実力テストの結果は、その人の『語彙力』を反映しているはずです。 
 『語彙数』ではなく『語彙力』であることに注意してください。ただ単に数多く語彙を覚えているだけではだめです。 その語の使い方(語法)に注目してください。 例えば information は数えられない名詞だ、とか hope は『hope +目的語+不定詞』の形では使わないといったように。 いわば量と質を兼ねた語彙力が必要なのです。
 ではどうやって単語の勉強をするかと言えば、まずふだんから教科書や問題集に出て来る単語を覚える習慣をつけることがあげられます。 単語の暗記というと単語集を暗記すれば言いと思いがちですが、教科書に出てくる単語が覚えられなければ、単語集の単語も覚えられるはずがありません。 教科書が食事だとすれば単語集は栄養補助剤のようなものです。まず教科書の単語を覚えて単語集で補完すべきです。

 最後に実力テストに限らず試験勉強で注意することを一つ。 それはしっかりした基本を身につけた上で応用力を養うようにすべきだということです。 テストというと難しい問題ができればいいと考えがちです。 特にちょっとできるのだ、と自負心のある生徒や、実力以上に高い志望校を設定している生徒によくあることですが、レベルの高い内容ばかりに目が行き、基本的な部分が危くなっていることがあります。 これは軟弱な土台の上に立つ家とか中が空けた柱のように非常に危険です。 
 確かにいわゆる難関校はふつうの知識では歯が立ちません。 といって難問を解くことに専念すると必ずしっぺ返しが来ます。 それは基本的なミス、ケアレスミスが増えて行くことに表れます。ある程度までできるのに今一つ成績が伸びないという場合は、このことを考えてみてください。 
 難問ができても、誰もができて当たり前の問題を間違えたり、知っていて当然の単語・熟語を知らなかったりする方が危険だと覚えておいてください。

 
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