休憩室へ リストへNo.2 ちゃっこい国からインターネット 今回はあまり知られていない人口30万未満の世界の国々のホームページをネットサーフィンしてみましょう。 リヒテンシュタイン公国小さいころリヒテンシュタインの首都ファドーツには国際列車の急行も止まらないと聞いたことがあります。 そのころからアルプスの山間にある、いかにもドイツ語!って感じの響きの国名を持つこの小さな立憲王国に密かにあこがれていました。 だからインターネットを始めたときもまずこの国のサイトに行ってみようと思っていたのですが、見つけたこのサイト、アルプスの山を覆う雪のように頭の中が白くなってしまうほど、つまらない。 王室、観光/ホテル、ニュース、芸術、切手といったサブページがあります。 まず、畏れ多くもRoyal HomePage に行って見ます。 Visitors' book がありこれに『記帳』するってのもオシャレれかもしれないなどと思いながら王室の最新ニュースというのを見れば10ヶ月前の2月のもの。平和なんで何もニュースのないんだとそそくさとその場を離れ、切手のページに期待をしながら飛んでみます。 リヒテンシュタインと言えば切手と義歯加工で世界的に有名なので(後者はどの程度有名だか知りませんが)、当然、通販をしています。 さあ、どんな切手があるなのだろうと画像がダウンロードするのを待てば、目に入ったのはフツーの切手。 ちょっとがっかり。 今の日本の方が断然いいんじゃないんだろうか、と思いつつ別のページに移動。 今度は村の紹介のページとか。 リヒテンシュタインには11の『村』 があるらしいのですが(首都のファドーツもその『村』の一つにすぎないらしい)Triesen とかいう村以外のページは工事中。で、貴重なその村のページはといえば10枚の写真によるスライドショウ。 当然アルプスの山と村の家、みたいな写真があるが、他は、どこにでもある小さなテニスコートや屋内プールとかジャングルジムで遊ぶ家族とか庭で日光浴をしているオジサンとかの写真で、こういうのを掲載するセンスってどうなんだろう。 被写体に困るほど本当に何もないところなのでしょうか。 というわけで最初にいきなり言ってしまいましたが、このサイト、ホントつまらない。 国が作ったのか、国の御用新聞社あたりが作ったのか知りませんが、こうもつまらないと、この国自体も魅力を感じない。アルプスとそのふもとにある村の、よくある絵葉書みたいなサイトで、そこに住んでいる人が全然見えないからです。 小さな国ならその小回りの良さを逆手に使った、おもしろいアプローチのしかたもあるのに、百科辞典的な内容の掲示しかしないなんてもったいないと思うのですが・・・ お薦め度★★ フォークランド諸島(英領) これは面白いです。 7つほどの地元の新聞・雑誌からのニュースの抜粋が中心ですが日本のマスコミからは伝わらない貴重で面白いニュースが手に入ります。 新たに大西洋のど真ん中イギリス領トリスタン・ダ・クーニャ(Tristan Da Cunha)からのニュースを載せ始めました。 この中には12月1日のニュースとしてGough島でヨット遭難の生々しい詳細なニュースと生存者へのインタビューが出ています。またフォークランド諸島を訪問したトリスタン・ダ・クーニャの行政官との独占インタビューは3日にわたり掲載、「人生でこれほどたくさんランドクルーザ車を見たことがない」というフォークランド諸島の第1印象から始まり、苦しい島の財政の話など読んでいるとどこか『ひょっこりひょうたん島』を思い浮かべしまう記事でした。 また日本でも報道された、『飛行機がベンギンの集団の頭上を飛ぶとペンギンは次々と後ろ向きに倒れるという報告があるのでイギリスの科学者が調査に行く』というニュースはジョークであるという衝撃の真相記事もあります。 フォークランド諸島といえば年にイギリスとアルゼンチンがその領有を巡って起こったフォークランド紛争で有名ですが今のフォークランド諸島は平和そのものです。 出演者が家族とか友達とかに電話してクイズの正解を求めるというタイプのテレビ番組のことで島中が盛り上がったという記事を堂々と一面に載せるしかないのどかさが今のフォークランドの姿なのでしょう。 他に掲示板もあり、例えば1978年にスタンレー港を3回訪れたデンマークの船員が当時の自分を知っている人とコンタクトを取りたいとか、消息の取れなかった家族とこの掲示板のお蔭で連絡が取れたというメールなど、ほんの数行の伝言にいろいろ思いを馳せることができます。 フォークランド諸島からのe-cardを送ろうではフォークランド諸島の荒涼とした風景の写真が載せられています。 もちろん日本からもこれらはダウンロードできるのでパソコンの壁紙にでもしたらいいかもしれません。 そういえばカレンダーの通販もあるのですが、セイウチやペンギンやら南極に近い島らしい動物たちの迫力ある写真からできていて自分など注文したくなりました。 リヒテンシュタインと比べてこのサイトからはそこにいる人の顔が見えてきます。 バナー広告一つ取ってもそれは言えます。 例えば、Stanly Arms Ltd などというからどんな会社かとクリックしたら(恐らく)親子3人で経営しているパブで、ページの真中に三人がカウンター越しにこっちを見ている写真があったりするところがおもしろいのです。 全体に手作りの at home な感じの伝わるサイトです。 お薦め度★★★★★ アメリカ領サモアここもフォークランド諸島と同じく民間の新聞社が作ったサイト。 だからサイト全体が生きています。 ただフォークランド諸島ほどおもしろくはない。 フォークランド諸島が地元対象にしているのに比べ、妙に海外を意識しているからかもしれません。 サモアン・スプラッシュとかいう商標のソフト・ドリンクがアメリカで市販されているらしいが、この飲み物にあたるものがサモアにあるかというネット上の問いかけに対する反響などは、フォークランド諸島と同じのどかな島国らしさが伝わって来ます。 サモア・ニュースにも Visitors's Fale という掲示板があります。( Fale はサモア語で家のことらしい) 内容はフォークランド諸島と同じようなものですが、やはりこういう現地の人の姿が見えるコンテンツの方がだんぜんおもしろい。 他に海外向けにちょっとしたサモア紹介のがあり、市井の人々の何気ないスナップ写真からなるスライドショウがあります。 そこに4小節からなる、77歳のおばあさんから教わったという少年の爪弾くギターのメロディを聞くことができる仕掛けがありますが、このループ(繰り返し録音)、一度聞くと耳から離れなくなるので注意が必要です。 お薦め度★★★★ アイスランドINFORMATION ON ROAD CONDITIONS AND WEATHER 私は冬の間、ときどきこのアイスランドの道路情報を見ます。 おそらく一億ニ千万ニッポン国民の中で、このページを『お気に入り』に入れているのは自分一人だけでしょう。 要はアイスランドの道路地図で、その日の天気のコンディションによって道路が閉鎖されたり走行注意だったりするのを伝えるページに過ぎないのですが。 お薦め度★★★ カリブ海諸国ISLAND CONNOISSEUR (THE CARRIBEAN SUPER SITE) カリブ海には小さな島国がたくさんあります。 一部はいまだにイギリス、フランス、アメリカ、オランダの領地や海外県になっています。 このサイトはカリブ海諸国の3229のリンクと3500ページからなるポータルサイトで以下の注に国々の歴史・政治・経済などの百科辞典的知識と旅行に関する情報を提供しています。 その記載は詳細で、例えばイギリス領バージン諸島の場合、それを構成する無人島や個人所有の島々を含む17の島・群島の情報も1ページずつ割り当てられています。 カリブ海の島々ってのは日本人にはイマイチわからないところです。 2000年秋に報道されたドミニカでの日本人移民の悲劇も、新聞記事を見るとムチャクチャな話ですが、戦後ほとんど本国日本に伝わらなかったのは、興味の沸かないところだからでしょう。 欧米の人達、特に資産家階級の人達にとってカリブの島々はリゾート地以外の何でもないようです。このサイトは、もちろんこの辺のことをわきまえて旅行に関する詳細な情報を掲載していますが、それ以外にも歴史や社会に関しても記述がたっぷりあります。 新聞社系のサイトと違い、生きているネタみたいなのは期待できませんが、この地域の知識を知るにはかなり使えるサイトでしょう。 (注)Anguilla/Antigua and Barbuda/Aruba/Bahamas/Barbados/Bermuda/Bonaire/
British Virgin Islands/Cayman Islands/Cuba/Curaçao/Dominica/Dominican
Rep./ Grenada/Guadeloupe/Guyana/Haiti/Jamaica/Martinique/Montserrat/Puerto
Rico/ Saba/St Barthelemy/St Eustatias/St
Kitts and Nevis/St Lucia/St Maarten/St
Martin/St Vincent/Trinidad and Tobago/Turks
and Caicos/US Vigin Islands/ Venezuelan
Isles リストへ戻る ブータン 『どてら』に良く似た民族服に身をまとう日本人に似た顔つきの人達が住む国として、また日本人の耳にはユーモラスに聞こえる国名をもつ国として、この国に親近感を持つ人が多いではないでしょうか。 ヒマラヤ山脈の麓にあるという立地も、島国の日本人には魅力があるように見えます。 この国全般のことならTHE KINGDOM OF BHUTAN というサイトが詳しいのですが、これは一度サイトを構築したら更新などしそうもない、百科辞典的サイトで、イマイチ面白くありません。 で、より up-to-date なものを求めるのなら、この表題の Kunsel がいいでしょう。 Kunsel というのは英語版と現地語版、そしてヒンズー語版で発行されているブータンの週刊新聞の名前だそうでこの新聞は インターネットでも英語版で読むことが出来ます。 ニュース以外に論説、投書(From the Readers)、そしてFOOD FOR THOUGHT という読みものから成り立っています。 この中では一押しは From the Readers 。 読者の投書なのですが、ブータンの一般の人達の生活が見えて来てかなり興味深いです。 文化的社会的背景がわからないのでイマイチ不明なこともあるのですが、平易な英語なので楽に読めます。 お薦め度★★★★ リストへ戻るモルジブ HAVEERU DAILY ONLINE |