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生き馬の目を抜くネット界, 詐欺的な悪質広告にご注意
付: 詐欺師からの手紙・はがき
関連ページ  1 海外歌詞サイトを閲覧する時の注意
         2 StopBadware.org とは
 

このコンテンツを閲覧する方の中には, 洋楽の歌詞や情報を得るために海外サイトに行く方も少なくないと思います。 ここであらためて, 海外サイトを見る場合にむやみにポップアップ広告やバナー広告をクリックしないよう注意を喚起したいと思います。 というのは最近(2006年7月現在), 日本語で書かれた悪質なウィルス・ソフトの広告を見かけ, このような広告に慣れている私も, 危うく業者の思う壺にはまるところだたからです。


まずことの経緯から。
とある日, 朝イチで google で検索していたときのことです。  その検索結果のトップに出ていたサイトに行くと,  google のポップアップ・ブロッカーが機能してポップアップ広告がブロックされるたびにやたら警告音を出します。 ようやくポップアップ広告が出し尽くしたと思ったと同時に, 今度は「問題が発生したため,Microsoft Internet Explorer を終了します。 」というインターネット・エクスプロラの強制終了のウィンドウが出ました。


IEの強制終了は珍しいことではないので, そのサイトが閉じられた後, 再び同じサイトに行ったところ, 今度はそのページを遮って 「スキャン中」というメータのあるページが現れました。 見ると「検出された脅威」などという数値があります。 

現物はディスプレイ一杯の大きさになる html ファイル。


騙す側の波長と騙される側の波長が合ってしまうときに詐欺のワナにかかります。  私の場合, 前夜, パソコンを閉じる前に, マイクロソフトのページに行き, アップデートをしたばかりでした。 だから, 朝イチでインターネット・エクスプローラが強制終了したあと, この「スキャン中」というページが現れとき, これは前夜アップデートしたときに, マイクロソフトがインストールした新しい機能と一瞬思ってしまったのです。  今思えばおかしいことですが, 経験したことのない緊急事態(実際はそうではないが)に遭遇すると, 妙な思考が働くものです。


私がマイクロソフトのしていることと錯覚したページは, 実はあるソフトウエアメーカの広告だったのです。 今まで怪しげなソフトの広告は幾つも見ています。 しかしそれらは小さく, いかにもいかがわしい作りなので, 無視しできました。  私が騙されたのは, ページを遮ってディスプレイ一杯に表示されるファイル1枚分がそのまま広告になっているもので, しかも巧妙にもデザインが IE が出すウィンドウと似ていたのも一因です。 私は騙す側と波長が合い, ウインドウに書かれていることをよく確認せずに, 何やら「こちら」とあるものをクリックしてしまったのです。


中に入ると, ウィルスの名前のリストと思われるものとともに, ダウンロードするボタンがあります。 ここで冷静になって見ると,そのダウンロードのボタンがマイクロソフトが作るにしては安っぽく品がないデザインであることに気付きました。 そこで  Ctrl+ Alt+Delete でプログラムの強制終了のウィンドウを出し, この場は去ることにしました。


一息ついて, IEを立ち上げ, 履歴をみると先ほどのサイトも残っています。 そのアドレスにマウスを当てると amaena.com と表示されました。 ここで google で amaena と検索してみました。 
※履歴にある怪しげなサイトに直接行くのは危険です。 まずそのサイトが何か検索して見る方がよいと思います。 その際は, サイトのアドレスをそのまま検索すると(つまり今回なら amaena.com で検索すると)運が悪いと直接そのサイトに行ってしまいます。 万一そのサイトが悪意のあるサイト, 例えばウィルスやスパイウェア付きのサイトであると危ないですから, サイトを検索するときは .com を外すなど, 不完全な形で検索すべきです。 


そしてトップにあったのが ブラックウォームの警告・WinAntiSpywareとWinAntiVirusProはwinfixer.comの新商法 という日本語のページ。 非常に詳しく, 私の遭遇した怪しげなサイトの実態を説明しています。 また私と同じ経験をした人たちの書きこみもあります。


要するに詐欺なのです。 2006年7月にシロアリの駆除をめぐり, 詐欺行為をして経済産業省から支店,営業所6箇所が3カ月間、訪問販売の業務停止を命じられた害虫駆除最大手「サニックス」(福岡市)とやっていることは根っこは同じです。 「お宅の家はシロアリにやられてますよ」を「お宅のパソコンはウィルスにやられてますよ」に替えただけに過ぎません。


実態がわかったあとで, 履歴に残っている WinAntiVirus Pro2006 とかいうソフトのダウンロードのページに行って遊んでみました。 この検出された脅威というのが数字で表示されますが, それがページに行くたびに違う数値になって表れます。 つまりいい加減であるということ。 あたかも人のパソコンの中に入ってウィルスなりスパイウェアなりを検出したかのごとく見えて, そんなことしていません。 問題なのはそう見えるようにして騙していることです。


下の方にユーザライセンス契約やプライバシーポリシーがあります。 しかしクリックしてもリンク切れ。 良く見るとボタンの下に小さく「ソフトウエアのライセンス契約を承諾する場合は, ボタンを押してくださいとあります。」 しかしこれもリンク切れ。


なお万が一, このソフトウエアをダウンロードしてしまっても試供版なので金を払う必要はないようです。 しかしパソコンに不具合が出る可能性があるのでインストールはしない方が賢明だと思います。


関連ページ  1 海外歌詞サイトを閲覧する時の注意
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さてついでに, 一時流行った身に覚えのないことで示談話を持ち掛けようと, 何かしらの名簿を使ってハガキ・手紙出す詐欺の実例をお見せします。
すでにその時は他界していた私の実父宛てに2003年9月と2005年1月に来たもので, 記念に保管しておいたものです。


2003年9月に来たもの



2005年1月に来たもの



今の世の中, 至るところで詐欺が横行しています。 気を付けましょう。