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| 日曜訳詞家のススメ(1) | ||
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| ふと思ったのですが, 音楽とか写真・絵画などには, プロに対するアマチュアがいて,アマチュア・カメラマンとか日曜画家がたくさんいるのに, 訳詞に関しては, それがない。 どうしてでしょう。 いや, そもそもプロの訳詞家というのが存在するのでしょうか。 もちろん今も「訳詞家」という言葉はありますが, 漣健児さん, 岩谷時子さん, 安井かずみさんといった方々が活躍しておられた60年代は「訳詞家」というのは一つのステイタスだったと思います。 訳詞家が活躍していた時代は日本にポップスが根付いていく時代と重なります。 しかし今は, アチラの歌をわざわざ歌わなくても自前で十分やっていけるだけの創造性を持ったアーティストがゴマンといます。 日本のポップスが確立されたのと引き換えに洋楽ポピュラーが衰退して訳詞家に対する需要はなくなったのでしょう。 逆に言うと, もしアチラの歌の歌詞の意味を知りたければ, 自前でやるしかないでしょう。 そうなるとだれもが日曜訳詞家になる機会はあることになります。 日曜訳詞家。 今のところ google で検索してもヒットしません。 「今あなたが日曜作詞家になるチャンス! 高齢化社会のヒマつぶしに, ボケ防止に。人気沸騰, 話題騒然。 詳しい資料請求は... 」 そのうち通信教育の講座になるかもしれません。 日曜訳詞家の良いところは, 俳優が台本の助けで別の自分になれるように原詞の助けで別の自分になれることにあります。 歌詞ほどまともに口にしたら赤面する言葉だらけのものはありません。 私は今でこそ, 平気で何でも訳せるようになりましたが, 最初は抵抗感がありました。 ブロンディのハート・オブ・グラスなど, 最初は自分で読んでも気色悪い出来で, 水で何度も薄めてホームページに載せました。 (今の私ならデボラ・ハリーになれちゃうんだけど, ウフ。) ともかく「だってさ, 原詞にそう書いてあるんだからしょうがないじゃん。」 これですべて逃げられます。 ということで, 僭越ながら, まったくシロウトの私がお送りする『日曜訳詞家のススメ』です。 次のページへ |
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