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| そうおいそれとレコードを買えなかった少年時代の私の, レコード店へ行く楽しみは, 『ご自由にどうぞ』コーナーにある各レコード会社の「月報」と日本レコード振興株式会社発行の「レコード・マンスリー」をいただくことでした。 これは新譜を知る貴重な情報源であるとともに『レーベルおたく』にとって私にとって, 胸ときめく小冊子だったのでした。 レーベルは「レコードを製作しプロモートするブランドのこと。 またレコード盤にあるクレジットを記したシール。」と定義されています。 私はアーチストとか曲そのもの以上に, この「レーベル」にご執心だったのです。 だから毎年1月に出る「レコード・マンスリー」の「各社で出るレーベル一覧表」は, 一昔前の言葉で言えば「涙がチョチョ切れる」ほど嬉しいページで, 何度も見ては一人ほくそえんだのでした。 1968年1月当時のレコード会社から発売されていたレーベルの一覧表はここをクリック。 ![]()
現在残る『レコード・マンスリー』 左上は『各社で発売されているレーベル一覧』 すべて無料で手に入れたが本当は有料だったらしい。 現在とある古物関係のサイトでは1981年版で800円の値がついています。 名前の響きとかロゴやレコードのシールのデザインとかにロマンを感じてしまうのが『レーベルおたく』なのだと思うのです。 各レコード会社の月報にはレーベルが印刷されていたのでそれを切りとってスクラップにしたりしました。 以下は各レコード会社の月報 東芝音楽産業![]() 東芝レコードの扱っていたレーベルの変遷(左から’69年1月, ’70年9月, ’72年3月) 昔はワーナーは東芝から出ていました。 そのワーナーやキャピトル, ブルーノートなどロゴのデザインが変更されていますが, これが『レーベルおたく』にはたまらない。。 キングレコード バークレーの習字のようなロゴがお気に入りでした。 他にバンガードやテレフンケンなども響きやロゴのデザインから好きでしたがどれ一つこれらのレーベルのレコードは持っていません。。 日本グラモフォン グラモフォン, アルヒーフ, ヘリオドールがいかにもクラシック系らしいロゴだし, ヴァーヴは「ヴ」の音やロゴからしゃれた感じを持ちました。 スタックスは黒白のコントラストがかっこよく見えたものです。 テイチクレコード えらく地味なラインアップ。 テイチクの洋楽といったらデッカ・レコードだったのにこの年にはありません。 MCA としてビクターから発売されるようになったためです。![]() ![]() ![]() 日本ビクター ビクター・ワールド・グループ, RCA, MCA, フィリプスというようにグループ化されていました。 MCA(元デッカ)のロゴの円形は何のデザインなのでしょう? 昔から私にとって謎です。 日本コロムビア![]() 共産圏を含む世界のレーベルを集めているのがウリ。 月報の中に扱っているレーベルの一覧があり, その数に感動したものです。 しかも ベーレン・ライター・ムジカフォン, オーディオ・フィデリティ, ムジカ・エト・リテラ, オットー・プライシャーなど長い名前が多くこれらを覚え早口で言うことに快感を感じていた変な少年でした。 次のページへ |