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z07    Holiday    (The Bee Gees)
 ホリディ    (ザ・ビー・ジーズ)   
1967
    原詞・訳詞  
ビー・ジーズはオールディーズ・ファンならもうお馴染み。 今更, 彼らのことはとやかく言わず, もっぱらここではこの彼らの名曲のうちの1つ, 『ホリディ』について書きましょう。
と言っても, この歌の意味が全く不明です。 
歌詞のこと考えなければクラシカルで美しい旋律とアレンジから, なんとなく休日と恋人がどうかしたラブ・ソングかな〜と思いがちです。 が, 詞を見るラブ・ソングではないようです。 


マサチューセッツ』は, 私の解釈では, 古いアメリカの象徴として東海岸の都市マサチューセッツと, 新しいアメリカの象徴としてサン・フランシスコを対比させた, この時代らしい詞を持つメッセージ・ソングです。  


では『ホリディ』もメッセージソングなのでしょうか。
こちらは一種の暗号のような詞でその伝えたいことがわからない。 メッセージが通じなければメッセージソングとは言えないでしょう。 


前衛的なものサイケデリックなものがもてはやされた60年代終わりから70年代初めにかけての洋楽ポップス中に意味不明な歌だがよく登場しました。 これらの歌の中にはドラッグによる幻想を思わせるものもありますが, もともと英語圏の歌には, 荒唐無稽で意味がないが口にしたり耳で聞くと心地よい, 童謡集『マザーグース』の影響があり, この時代のポップスにもそれが垣間見えると思います。


『ホリディ』が収められた彼らのアルバム『1st』には他に Cucumber Castle(きゅうりの城), Craise Finton Kirk Royal Academy Of Arts(クレイズ・フィントン・カーク英国王立美術院), Every Christian Lion Hearted Man Will Show You(あらゆる勇猛なクリスチャンの男があなたに教えるでしょう) といった奇妙なタイトルの歌が並んでいますがなんとなく『マザーグース』の世界を思わせます。 またこれらや他のアルバム中の歌詞も『ホリディ』同様, 意味不明なものが多いのですが, その感じは『マザー・グース』の伝統が感じられます。


こういう目で『ホリディ』の歌詞を読むと意味不明な歌詞も意味がわかるのではないでしょうか。 なお日本で発売されている『ホリディ』の歌詞カードは de de de の部分は pee pee pee になっています。  かつてタイガーズがカバーを歌っていましたが彼らも「ピー ピピ ピーピー」と歌っていたように記憶しています。 英語で pee は「小便」のことなので確かに de de de の方がよいのですが。。。


【追記】
『ホリディ』の解釈について HUMMING PAPA 様から以下のメールを頂きました。
ありがとうございました。 
今、ビージーズのホリデイの訳詞を読んでたんですが、あれは、独り言みたいに神様にちょっとスネたように語りかけたものじゃないでしょうか?


貴方は休業中なんだ....まったく、安息日というやつなんだ

天地創造の七日間の後、
「全てを見たまいけるに、はなはだ善し(全ては完全であると喜ばれた)」とあるが、結構神に誠実に一所懸命生きてるのに、それが中々実感できない。
顔が見えない。
臨在を感じることも出来ない。
それが、自分だけ例外的にそうだとしたら悲しい。
パペットの自分はまじめにやってるけど、お気に召してるんだろうか?
バチがあたる(石を投げる)とか言うように、自業自得だけは何時もてきめん に落ちてくるんだけど...


居るんだったら一度で良いから顔を見せて欲しい
一度だけでもその臨在が感じられたら、
また迷わずに真っすぐ歩いてゆけるのに


ただ波が円く広がるだけ....答えは風の中....みたく。


と言うようなことを言ってるんじゃないでしょうか?

自分にも神様に時にはスネてみたくなる日々が若い時にままありましたが、確かにあんな気分でした。


注 ※
スロウイングストーンのところは、先の解釈のが一案と、最後の方の繰り返しの部分については、何も答えが返ってこないので解らなくてつまんなくて、返事返ってこい、見たいな感じで本人が湖に石を投げてるんじゃないかと思います。