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31   Love Child    (Diana Ross & Supremes)
ラブ・チャイルド   (ダイアナ・ロスとシュープリームス)
1968
      原詞・訳詞 
このタイトルの『ラブ・チャイルド』は私生児を表す婉曲表現。
これも32で取り上げているエルビス・プレスリーの『イン・ザ・ゲットー』と同じスラム街で暮らす人がテーマで, 一種のプロテスト・ソングと言えなくはありません。 
でも覚えやすいメロディとリズムできちんとコマーシャル・ベースに乗る仕上がりになっている, いかにも60年代末から70年代初めにかけて存在した『プロテスト・ポップス』(と私が勝手に命名したジャンル)らしいヒット曲です。


テーマを同じくする日本のヒット曲だと寺山修司作詞のカルメン・マキの『ときには母のない子のように』というのがありますが, みごとに両者は日本人と黒人の文化風土の違いを表しています。 どっぷり悲しさの中に浸かったジメっとした4畳半フォーク。 それに対して, きらびやかな星降る夜さえ連想する(タンバリンの鈴とか高音のコーラスやストリングスとか,録音技術のせいか全体に漂う,こもった,遠くから聞こえてくるような感じなどが私にそう思える)アレンジと荒削りなリズム。 
ラジオを810KHZに固定してFEN(現AFN)聞きながら, 英語の勉強だけはしておこうと思っていた少年は,こういう時代背景から(?)生まれたのでした。。。