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| 111 | Centerfold (J.Geils Band) 墜ちた天使 (J・ガイルズ・バンド) |
1981 |
| 原詞・訳詞 | ||
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| J・ガイルズ・バンドは bar band とか touring band と言われる, 昔で言えば旅回りのバンドです。 私の好きなミッシェル・ガン・エレファントもツアーを精力的にしまくるバンドでしたが, そう思えば彼らは似ているところがあります。 ということで私が勝手に思う bar band (touring band) の姿。 その1 体育会系のノリである。 声を張り上げ楽器を奏でるという作業, かなり体力がいるはずです。 それを今日はドコドコ, あしたはドコドコと移動しながら, ミッシェル・ガン風に言えばワン・ステージ完全燃焼でこなすのですから, カラダも精神も体育会系でないと務まらない。 そうなれば当然, その2 硬派の男っぽいバンドに仕上がる。 間違ってもビジュアル系にはならないでしょう。 その3 客を乗らせるためにわかりやすい音作りをする。 印象的なリフを使ったこの『墜ちた天使』は最たるものです。 その4 サービス精神が旺盛である。 直接, 客と接することが多いとなれば自然とこうなると思います。 例えばこの『墜ちた天使』など, 一度曲が終わったと思わせた後, 1,2,3,4 と来て, また始まるとか。 私に言わせるとこういうのはサービス精神の表れだと思うのです。 さてバンド自体は1985年に解散しています。 ミッシェル・ガンも2003年秋解散しますが, 旅回りして行くのは, スポーツ選手と同じで中年になると体力的にきつくなるのではと思うのです。 もちろん解散する理由は他にもあるでしょうが。 この歌はナー・ナー・ナ・ナ・ナ・ナー, ナ・ナ・ナー・ナ・ナ・ナー・ナ・ナ・ナー というリフがキャッチーで楽しい曲です。 そして詞がユニーク。 高校時代の憧れのコがHな雑誌の見開きページで脱いでいた, という発想がスゴイ。 憧れの女のコの顔をまともに見ることのできない純な高校生が, 年が経ち現実を知って大人へと脱皮する心の軌跡(?)が見事に歌われています。 当コンテンツでは 10ccの『アイム・ノット・イン・ラブ 』と並ぶ, 男のカワイさが歌われた名曲(迷曲)と言えるでしょう。 最後に歌詞について注釈をいくつか。 第1節 Does she walk? / Does she talk? / Does she come complete? この曲の中で最も有名な一節。 これは人形をイメージするとわかりやすいでしょう。 最後の come complete は人形の広告の決まり文句のようなもので, 例えば This Barbie doll comes complete with sunglasses and skis. 「このバービー人形はサングラスとスキー用具付きで販売します」のように使います。 なおこの詞では with 〜 の部分がないので「完成品」と訳しておきました。 タイトルやサビの部分に出てくる centerfold は雑誌の中開きページですが, これには「中開きページでヌードになっている人」の意味もあり, この歌ではこちらの意味で使っています。 whenever she flashed those baby blues の baby blues は「青い目」。 他に「産後のふさぎこみ」という意味もあります。 This ain't no never-never land はピーターパンのネバーランドのこと。 永久に子供のままのピーターパンが住む国ですから, ここは「子供っぽい夢を見ていないで大人になろう」という, 歌の主人公が目覚める部分の象徴です。 |
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