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| 04 | Galveston (Glen Campbell) ガルベストン (グレン・キャンベル) |
1969 |
| 原詞・訳詞 | ||
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| 日本では決してヒットしたわけではないこの曲を取り上げるのは, この曲が2つの点で60年代終わりから70年代初めのポップスの特長を備えていると思うからです。 その特長の1つ目はアレンジにオ−ケストラが使われていること。 この時代はディープ・パープルやレッド・ツエッペリン, ジミ・ヘンドリクス, クリームなどのように現在のロックに通じるバンドが台頭し始めたとともに, トミー・ロウの『ディジー』を代表とするようなオーケストラを背景にして, リズムはストリングスがするポップスも混在していました。 この『ガルベストン』もポップ・カントリー風のギターやドラムとともにストリングスが使われていて如何にも69年の曲という感じがします。 60年代終わりから70年代初めのポップスの特長の2つ目は, 曲だけ聞くと完全にキャチーなメロディでいかにもヒット・チャート向けの作りなのに, 詞は社会問題を扱っていたりすることです。 ベトナム戦争とか黒人やや女性の解放運動や権利を歌ったヒット曲が見受けられます。 例えばネイティブ・アメリカン(インディアン)の人権を歌ったシェールの『ハーフ・ブリード』やポール・リビアとレイダースの『インディアン・リザベーション』, 暗殺された指導者を悼むディオンの『アブラハム・マーティン・アンド・ジョン』やエルビス・プレスリーの『イン・ザ・ゲットー』, 女性解放運動を歌うヘレン・レディの『アイ・アム・ア・ウマン』などがそれにあたります。 この『ガルベストン』も, 故郷のガルベストン(テキサス州のメキシコ湾岸の都市)を離れて戦場にいる兵士が恋人を想って歌っている歌なのです。 おそらくここで歌われている戦争は時代背景からベトナム戦争ではないかと思います。 しかし曲を聞く限り戦争臭さは全然感じられません。 この辺が60年代終わりから70年代初めのポップスという感じなのです。 |
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